2023年 ドラフト指名結果

2023年度のドラフト会議が終了しました。

まずは支配下、育成と指名された合わせて13人の選手の皆様、ようこそ我が西武ライオンズへ!皆様の入団を心より歓迎致します。

 

今年は4年振りの有観客でのドラフト会議、そして大学生投手豊作年という事で、例年以上の盛り上がりを魅せたドラフト会議となりました。

 

1位だけ見ると、新庄監督のくじを開けないパフォーマンスだったり、史上最多の7度の1位入札競合と、話題性も充分あったと思います。

 

我がライオンズは、ドラフト会議の2日目に國學院大学の武内投手の指名を公言しました。しかし、ドラフト前日にソフトバンクも武内投手の指名を公言。ドラフト開始前から競合が確定した中で臨む事になりました。

果たして武内投手は獲得できたのか?そして今年はどんな選手を指名したのか?是非最後までご覧ください。

それではどうぞ

 

 

 

 

1位 武内夏暉 投手 左投左打

八幡南高→國學院大 福岡県出身

(3球団競合)

将来的なタイプ→元巨人杉内

・爆発的な球威は無いものの、抜群のコントロールと球のキレが武器のサウスポー投手。最速153キロの直球と、多彩な変化球を丁寧に投げ分ける確かなゲームメイク能力を誇る先発タイプの投手です。

ドラフト当日は、同じく公言していたソフトバンクに加え、ヤクルトも指名し3球団での競合となりました。くじ引きの結果、2番目に引いた我がライオンズの松井監督が見事交渉権獲得のクジを手にする事が出来ました。

現状計算出来る左の先発が隅田投手しかおらず、即戦力として計算出来る投手の獲得に成功。すぐにローテに入れる左投手では最も評価が高く、来シーズンから先発投手としての活躍を大いに期待したいと思います。またかなりのイケメンなので、女性人気も高そうな選手になりそうです。

ちなみに余談ですが、21年滝澤「夏」央、22年青山美「夏」人と、3年連続で名前に「夏」が入る選手を獲得となりました。

 

2位 上田大河 投手 右投右打

大商大高→大商大 三重県出身

将来的なタイプ→ソフトバンク甲斐野

・2位指名は前評判の高かった剛腕右腕、上田大河投手で、上位2枠で即戦力の大学生投手を指名する事となりました。

最速154キロの重いストレートとカットボールで押していくパワー型の投手で、大学4年時にノーヒットノーランを達成。大学日本代表にも選出されました。

大学では主に先発を務め、安定した防御率を誇っていたものの、1イニングを全力で投げても対応出来そうな雰囲気もあるので、個人的には中継ぎ、そして守護神にも抜擢される可能性も充分あると思います。

マウンド上でのオーラもあり、ピンチでも屈しない強心臓の持ち主でもあるので、強い気持ちで相手に向かっていくピッチングを期待したいです。

 

3位 杉山遥希 投手 左投左打

横浜高 東京都出身

将来的なタイプ→阪神伊藤将司?

・名門横浜高校で1年生からエースの座を守り続けてきた左の好投手。現中日に在籍する涌井投手以来の久々の横浜高校からの指名となりました。

最速147キロの直球と、キレのあるスライダーで打ち取っていくスタイルのピッチングが持ち味で、フォーム、球筋等に非常にクセがなく、綺麗なボールを投げ込む印象です。

更に名門校でずっとエースとして投げ続けてきた為、責任感やメンタルと共に強いのも魅力です。

奪三振率の低さという課題はありますが、投球を映像を見ると、将来が成功するイメージしか湧かない投手であり、まずはしっかりファームで身体を作ってから、一軍の舞台に上がってきて欲しいです。今年の夏の甲子園で優勝した慶応高に神奈川県予選で敗れ、悔しさを露わにしていましたが、その悔しさをバネにプロで飛躍して欲しいと思います。

 

4位 成田晴風(はるせ) 投手 右投右打

弘前工業高 青森県出身

将来的なタイプ→元阪神藤川球児

・元阪神藤川球児氏に憧れるノビのあるストレートを投げ込む高卒右腕。藤田元投手以来の弘前工業高校からの指名となりました。

185cmと高身長で、お父様が元やり投げの元国体選手、お母様が元ハードル経験者と、陸上競技経験のある両親の身体能力を譲り受けたサラブレッド投手です。

全国的にはほぼ無名に近いですが、高校入学後に球速が15キロもアップしたという伸び代の高さを買われての4位指名となりました。

最速150キロのストレートに、横に逃げるスライダーをおり混ぜ、追い込んだらフォークで三振を奪っていくタイプの投球スタイル。

先発として育てて行くのか、それとも憧れの藤川氏と同じ抑えとして育てて行くのか、数年後が非常に楽しみな投手です。

ちなみにご実家がミニトマトとアスパラを作ってる農家を営んでいる模様で、ライオンズには光成投手と外崎選手のご実家がリンゴ農園を営んでいるので、ライオンズの農家農園が実家の選手は大成するという系譜を是非引き継いで欲しいです。

 

5位 宮沢大成 投手 右投右打

長野高→北海道大(在学中)→徳島インディゴソックス 長野県出身

将来的なタイプ→広島矢崎

・今年のドラフトは多くの独立リーグから選手が指名されましたが、我がライオンズも育成含めて5人の独立の選手を指名しました。その中で唯一の支配下がこの宮沢投手です。

宮沢投手は現在徳島インディゴソックスに在籍しながら、北海道大学の5年生として通っている異色の経歴の持ち主。

制球力に課題はあるものの、最速155キロのストレートは目を見張るものがあり、2種類のフォークボールとのコンビネーションでねじ伏せるパワー系の投手。2位指名の上田投手とスタイル的には似てますが、リリーフ登板の経験は宮沢投手の方がありそうです。

年齢も24歳なので、森脇投手ら離脱など最後まで不安定なリリーフ陣の一角として、1年目からブルペンの救世主として期待がかかります。

 

6位 村田怜音(れおん) 内野手 右投右打

相可高→皇學館大 三重県出身

将来的なタイプ→オリックス杉本

支配下指名唯一の野手指名で、個人的に指名してくれてめっちゃ嬉しい選手です。

身長196cm、体重110キロの恵まれた体格から放たれる圧倒的な飛距離を放つパワーが最大の持ち味。これまで中村選手、山川選手、渡部選手とぽっちゃり系スラッガーを好んで獲得してきましたが、村田選手は体重110キロながら、鎧の様に筋肉で鍛え上げられた、プロレスラーの様な体型の持ち主です。

その見た目と風貌から「伊勢のラオウ」「伊勢の怪物」「ガリバー」などの異名を取ります。

三重リーグではそのパワーで圧倒的な成績を残しており、ロマン砲として将来の中軸候補として期待が掛かります。ポジションはファーストですが、サードや外野も練習中だと言います。

またインテリ派でもあり、教員免許を保持していたり、バッティングの分析を卒業論文にしたり意外(?)な一面も。個人的には子供人気も高そうな選手にもなりそうです。

「伊勢のラオウ」から将来的には名前も似ている「レオのラオウ」として、ベルーナドームでのアーチ量産をするのか今から楽しみです。

 

7位 糸川涼太 投手 右投右打

川之江高→立正大→ENEOS 愛媛県出身

将来的なタイプ→元ソフトバンク摂津

支配下最後の指名は、即戦力投手の糸川投手で、これで支配下7人のうち、6人が投手の指名となりました。

大学時代は大学日本代表候補にも選ばれた経験があり、社会人ENEOSではDeNA1位指名の渡会選手とチームメイトでした。

最速149キロの直球に多彩な変化球を持つ本格派で、社会人投手としては珍しいシンカーの使い手でもあり、そのシンカーには絶対の自信を持っています。更にアウトコースへのストレートのコントロールも素晴らしいです。

社会人では先発・中継ぎどちらもいけるタイプで、先発ではしっかりとゲームを作ってくれる、中継ぎではゲームを壊さず投げてくれると言った様に、派手さはないものの、どの場面でも安心してマウンドに送り出せる印象です。

またメディア対応にも紳士的に対応して、ドラフト指名直後の非常に笑顔が素敵な選手だなと思いました。

ライオンズでは恐らく中継ぎとしての起用となると思いますが、大卒即戦力社会人投手として、一年目からブルペン陣を支える存在になって欲しいです。

 

以上が支配下選手になります。

ここからは育成選手も簡単に紹介します。

 

育成1位 シンクレア・ジョセフ・幸ノ助 投手 左投左打

ジョンオリバー高→コチス短大→メアリー大→徳島インディゴソックス カナダ出身

将来的なタイプ→ソフトバンクモイネロ

インパクトのある名前、経歴が話題となった身長193cmの大柄サウスポー投手。カナダ人の父を持つハーフで、19今年の5月にメアリー大を卒業後、徳島インディゴソックスに入団。メジャーの球団からも獲得のオファーがあったみたいですが、そこからわずか1年以内でNPB入りを果たす事になりました。

徳島入団後は主にリリーフとして登板。高身長から投げ下ろす力のある直球と、アメリカ仕込みのツーシームと高速スライダーで、打たせて取るスタイルのピッチングが持ち味です。ただ懸念点としては、日本の四季にまだ慣れておらず、特に夏の暑さに驚いていた模様で、1年間異国の地でプレーする環境に慣れる必要があると思われます。

打たせて取るタイプなので、奪三振率の低さ、制球力に課題はあるものの、素材としては非常に楽しみな存在です。特に絶対的な守備力を誇るトノゲンの二遊間の守備は鉄壁なので、1軍で投げる時は彼らの恩恵を受けて、安心して投げて貰いたいです。

 

育成2位 谷口朝陽 内野手 右投右打

広陵高→徳島インディゴソックス 徳島県出身

将来的なタイプ→元ロッテ今江?

・今年は多くの独立チームから選手を指名しましたが、徳島インディゴソックスから3人目の指名となりました。

広陵高校時代はベンチ外だったものの、140キロ以上のストレートを投げ込む好投手として、素材は評価されていました。

その後は徳島インディゴソックスに「投手」として入団。入団後は更に球速が伸び、最速153キロの直球を投げる、身体能力の高い選手に成長しました。

ただライオンズは「内野手」として指名。投手ではなく野手として驚きの指名もなりましたが、打撃センスも非常に高く評価されています。

昨年指名された野村選手の様に、野球センスを活かしたプレーヤーに今後期待したいと思います。もしかしたら二刀流プレーヤーとして育てていく可能性もあると思いますが、まずは自慢の身体能力を活かして、内野手として活躍して欲しいです。

 

育成3位 川下将勲(まさひろ) 投手 左投左打

函館大有斗高 北海道出身

将来的なタイプ→DeNA濱口?

・続く育成3位で指名したのが、高身長の高卒左腕エース候補です。

最速142キロと出力不足ではありますが、ストレートの回転数が2450回転と、プロ並みの回転数を誇る為、スピード以上に速く見えるストレートが最大の武器の投手です。

高校入学時は、体重50キロ、最速も120キロ前後だったものの、食事を3回から7回に増やしたり、ウェイトトレーニングの取り組み方を変えた結果、一気にプロ注目の投手に成長しました。

また女手一つで育ててくれたお母様に活躍して恩返しする為、練習や野球への取り組む姿勢なども高く評価され、性格も真面目な印象です。

今はまだ線が細い為、まずは身体作りからになると思いますが、ライオンズには左腕トッププロスペクト選手も多く在籍してるので、彼らのながらに乗って、杉山選手と共に、未来の左腕エースへと成長して欲しいです。

 

育成4位 金子功児 内野手 右投左打

光明相模原高→埼玉武蔵ヒートベアーズ 神奈川県出身

将来的なタイプ→巨人吉川

・2012年金子侑司、2013年金子一輝以来、久々の「金子」が名字の内野手を指名しました。

50m6.1秒の瞬足が最大の武器で、走攻守全てにスピードを活かしたプレーが魅力の選手です。

ただそれ以上に本人も1番自信があると言っているのが、遠投110mを記録した「肩の強さ」で、強肩を活かした内野送球も光る選手です。

バッティングでは広角に力強い打球を放つ中距離打者で、高校独立と共に主に3番ショートとしてプレー。武蔵ヒートベアーズ2年目は全試合出場を果たし、BC選抜として出場した試合日ハムの畔柳投手からホームラン、巨人との3軍戦では2安打を記録するなど、実戦向きの選手でもあります。

課題としてはエラーが多い事ですが、同じポジションには源田選手という、球界トップクラスの守備職人が在籍している為、是非弟子入りして、守備の誤解を間近で学んで欲しいと思います。ただ肩も強いので、外野へ挑戦してみるのも面白いかもしれません。

また武内投手同様、かなりのイケメンでもあり、女性人気が高くなりそうな選手だと思います。スピードと爽やかな見た目から華のある選手になりそうです。

 

育成5位 木瀬翔太 投手 右投右打

北嵯峨高 京都府出身

将来的なタイプ→ヤクルト奥川?

・綺麗なフォームから放たれる、綺麗な球筋のストレートを投げる右の好投手。

フォーム、球筋、投げ始めから投げ終わりまでクセが全くなく、アマチュアに詳しい方曰く「この投手は支配下でも指名されておかしくない」と言わしめた程で、育成ながら完成度の高い投手を育成での指名に成功しました。これはかなりおいしいのではないでしょうか?

最速146キロのストレートに、ウイニングショットの大きく曲がるスライダーは、右バッターからしたら逃げる様に曲がるので、右打者は攻略するのは難しそうです。

ポテンシャルは高いのですが、何度も野球を辞めようと思ったり、大学に進学しようか悩んだりして、紆余曲折した時期もあったらしいのですが、悩んだ末、高卒でプロ志望届を提出。育成ながら見事プロ野球の世界の扉を開きました。

様々な悩みがあった中でのプロ入りとなりましたが、プロの世界では思う存分、持ち味を発揮して活躍を期待しています。

 

育成6位 奥村光一 外野手 右投右打

静岡翔洋高-東海大学(中退)→群馬ダイヤモンドペガサス 静岡県出身

将来的なタイプ→ヤクルト塩見、並木?

・2023年度の西武ライオンズの最後の指名となったのは、右打ちの俊足巧打のセンター奥村選手でした。

最大の武器は50m5.9秒の俊足で、単純なスピードなら、先程の金子選手より速いです。金子選手は走攻守スピード感溢れるプレーが持ち味ですが、奥村選手は走塁場面での俊足を活かす選手です。

ダイヤモンドペガサス入団後は、1年目から首位打者を獲得。今年は盗塁王を獲得するなど、攻撃面では自慢の足を絡めたプレーで堂々の活躍を見せました。守備では主にセンターを守る為、ライオンズが手薄なセンター候補として、来季からのレギュラー争いも期待出来ます。

年齢も今年23歳と、育成指名された中では最年長の為、1年目から支配下を取って貰いたい存在でもあります。まずは自慢の足で代走から、そして1番センターのレギュラーの候補として、ライオンズの外野手陣を脅かすプレーヤーとなって欲しいです。

 

という事で以上13名の新人選手の紹介をさせて頂きました。

今年は貧打に苦しみ、野手中心の指名を予想しましたが、予想に反して、支配下の7人中6人を投手指名し、投手中心の戦略を取ってきました。

ただ終わってみて冷静に考えたら、光成、今井、平良投手らメジャー移籍を希望している選手も多く、それに備える為、投手豊作年である今年は先に好投手を、指名しておこうという球団の指名の意図が充分伝わりました。

 

武内投手の競合抽選に成功し、2位でも評価の高い上田投手、その後もウェーバー順、利き腕、高校生、大学生、社会人独立のカテゴリー計算して、バランス良く指名したという印象でした。ただ支配下で左の即戦力リリーフと、高卒内野手は1人ずつ指名しても良かったと感じました。そこだけ個人的にはマイナス点だったかなと思います。

指名直後に点数を付けるのはナンセンスですが、終わった時点での点数を付けるとしたら、90点はあげても良い、素晴らしいドラフトだったではないでしょうか?

 

去年はどちらかと言えば素材重視の指名でしたが、今年は即戦力中心の指名となりました。

競合獲得の武内投手は先発、上田投手、宮沢投手、糸川投手はリリーフとして即戦力投手としての期待。その中で村田選手やシンクレア投手はロマン枠として、スケールの大きな選手として育って欲しいと願います。

 

長くなりましたが、今回のブログを締めさせて頂きます。13名の新人選手の皆様、改めてようこそ埼玉西武ライオンズへ!これから交渉に入ると思いますが、皆様の入団心より歓迎すると共に、いちファンとして全力で応援させて頂きます。

 

獅子の未来を担え!

上に立つ立場とは、求められるモノと素質

お久しぶりです。先日、新入社員の発表があり、私の店舗に配属されるとの通知がありました。

 

2023年4月を迎えると同時に、新たに新生活をスタートさせる方々が多くいらっしゃると思うので、久々に真面目なブログを一本。

 

私は高卒8年目、現在ある販売業の副店長をやらせていただいております。

2019年3月の店舗異動のタイミングで副店長に任命させて頂きました。慣れない事、難しい事はあるものの、責任とやりがいを感じています。

 

ナンバー2のポジション男女の違いはあるものの、店長の補佐、店長になる為の準備、店長公休時の店の最高責任者、スタッフのまとめ役・教育など、店長とはまた違う仕事が与えられています。

僕も一昨年からつかせて頂いて、まだまだレベルアップは必要だなと痛感されました。

 

以前のブログでも書かせて頂きましたが、一応店長を目指しているつもりです。

 

僕はこれまで現在進行形で、8人の店長の元で仕事をしてきました。高卒時から異動が多かった為、多くの店長の元で修行を受けてきました。

 

当然、店長によってカラーや、やり方は違いましたし、合う合わないもありました。8人の元で仕事をしてきたので、良い店長、悪い店長の見分けもしてきました。

 

悪い店長に共通する事は、「コミュニケーション不足」「自分のさじ加減の指示」「怒る時に頭ごなしに怒る」の3つかなと思います。

 

社会人の基本、報連相や、仕事内外での他の従業員との会話をせずに、コミュニケーションを取らない。

出来もしない量の仕事を押し付けて、できなかったらやり方が悪いと言っておいて、解決策を提案してくれない。

ミスをした時に、なんでミスをしたのか、何で怒られてるのかを明確にせずに勢いだけで怒る。

 

これはもう、店長という立場を利用した、職権乱用です。上に立つものの素質とは言えません。

ある意味、反面教師にはなると思いますが、上の3つに当てはまる、もしくは全部該当してた店長は、店長以下のスタッフから支持されてなかった印象がありました。

 

僕もふと気付いたのですが、マンガの中のリーダー的なキャラや、実際のスポーツの監督などで成功を収めている人に共通するのは「優しい」という事でした。

 

優しいと言っても、ミスをして、いーよいーよと言うのではなく、例えばミスをした時に、どこがダメだったから怒られるのかをしっかり伝えてくれる。部下の意見を尊重した上で、指示を出したり、仕事の提案をする。

 

あくまで僕の個人の意見なので、必ずしも正解では無いですけど、僕が入社当初に望んでいた優しさは上記のものでした。

 

悪い店長は部下を駒、酷い人は奴隷として使ってますが、良い店長は、自身の後継者候補として、一社会人として対等に扱ってくれます。

 

どちらの下につきたいかは一目瞭然です。

 

僕の好きなマンガにNARUTOという作品があります。その中で波風ミナトというキャラがいるのですが、作品の中でも最強クラスの忍者のキャラクターです。

戦う時はもちろん強いのですが、部下の指導になると自身の立ち位置を利用せず、目線を下げて、穏やかな表情で、1人の忍者として温かく接していました。

 

昔から、親と上司は変えられないという運命がありますが、部下の失敗は上司の責任という言葉も存在します。

今時の言葉を利用すると「店長ガチャ」なんて表現もありますが、比較的私は、運良く当たりを引いている感じです。今の店長が、新しい新入社員にとって当たりとなってくれる事を願うばかりです(表現はあまり良くはないが)

 

上司が出来ない事は、部下が出来なくて当然ですし、それを部下だけが責任を負うのは間違っています。

 

僕もいずれ店長になった時には、従業員が働きやすい環境を作って、従業員1人1人の個性や長所を店長として引き出してあげる。

そんな上司になりたいと思います。

 

たまには真面目なお話でした。

2022年ドラフト会議 指名結果

お久しぶりです。筆者のくまです。

2022年のドラフト会議も無事終了しました。

まずは毎年言っていますが、指名された10名の選手の皆様、ようこそ埼玉西武ライオンズへ!

一ファンとして、指名された選手皆様を歓迎致します。

 

今年は絶対的な1位候補がいない中、1位で欲しい選手を確実に獲るためか、9球団が1位の選手を公言。それも9名とも被りがない異例の年となりました。

比較として、昨年はソフトバンクが風間投手、西武が隅田投手の2球団のみ、加えて隅田投手が4球団での競合となった事から、今年の異質さが伺えます。

 

そんな中、我がライオンズは、大学No1外野手との呼び声高い、早大の蛭間拓哉選手を1位指名で公言しました。果たして無事、蛭間選手を獲得出来たのか?そして今年はどの様な指名で補強を行ったのか、最後までご覧ください。

 

 

 

 

1位 蛭間拓哉 外野手 左投左打

浦和学院高→早大 群馬県出身

(単独指名)

将来的な選手タイプ→オリックス吉田正尚

・2022年度のドラフト最初の指名は、一巡目では2013年の森選手以来、「10年に一度の野指名」。外野手に限ると、50年以上前に遡るほど、球団としては半世紀以上にも渡る、久しぶりの外野手1位指名でした。

 

選手としての特徴は、大学通算12本のホームランを放ったホームランアーチスト。ですがパワーだけでなく俊足も併せ持つ走攻守3拍子揃ったタイプ。吉田正尚選手からパワーを差し引いて、守備走塁をプラスしたイメージです。また高校1年時から4番を張り、国際大会の経験も豊富で、アマチュアでの実績は充分と言える選手です。スラッガータイプではありますが足もある為、将来は3番打者として打率3割、ホームラン20本前後、盗塁20個位を期待できる選手だと思います。

 

期待の若手外野手の伸び悩み、秋山選手の獲得失敗などもあり、来年から即戦力として起用出来るこの蛭間選手を狙ったと思われます。

今年は1位公言が9球団と多く、ライオンズも全体で3番目と、早い段階でこの蛭間選手を公言しました。それほど即戦力外野手の中では、トップという判断を下したのだと思います。

昨年は隅田投手を4球団競合で獲得成功し、今年は、公言一本釣りで危なげなく蛭間選手の獲得に成功しました。

 

また蛭間選手はライオンズと不思議な縁があり、出身地の群馬県桐生市渡辺久信GMと全く同じで、渡辺GMの後輩さんが監督を務める前橋桜ボーイズというチームの出身。更に小学生時代にライオンズjrに入っていた過去もあり、進学先の高校では現在ライオンズでプレーしている渡邉勇太朗投手と、同い年のチームメイトでした。高校時代のエースと4番が、4年の時を経て、再びライオンズのユニフォームを着て、チームメイトとして戦う事になりました。

 

外野手の層が薄い今のライオンズなら、来期から即スタメンの可能性も充分あり得ます。不思議な縁で導かれた蛭間選手。一年目から新人王を獲れる様な活躍を期待しています。

 

2位 古川雄大 外野手 右投右打

佐伯鶴城高校 大分県出身

将来的な選手タイプ→カブス鈴木誠也

・1位で即戦力の左の強打者の獲得に成功。続く2位指名では、近年需要が高い右打ち外野手の中でも、今年の高校生の中で屈指のポテンシャルを秘めた「大分のギータ」の異名を取る、大型外野手の古川選手を獲得。

 

フィリピン人の母を持ち、身長186cm、体重90kgの恵まれた体格に、中学時代リレーの選手としても活躍した100m11秒代の俊足に加え、強肩を併せ持つロマンの塊の様な選手。

甲子園出場経験はないものの、大分選抜にも選ばれた実績を持ち、憧れる柳田選手が在籍しているソフトバンクも狙ってたとされる逸材。

古川選手を指導した佐伯鶴城高の渡辺監督が「ダンプカーにF1マシンのエンジンを積んだような選手」と評する程、非常に馬力があるプレーが持ち味の選手。

 

リストの強さ、俊足強肩、身体能力抜群と、スケールが大きい大型スラッガー。大柄な体格ですがまだまだ伸び代を感じる為、身体が出来上がってきた数年後が非常に楽しみで、トリプルスリーを狙えるポテンシャルを秘めた将来の中軸候補です。

 

3位 野田海斗 捕手 右投右打

九州国際大付高 福岡県出身

将来的な選手タイプ→阪神梅野?

・上位2枠で手薄な外野手を2人指名。3位でこれまた補強ポイントであった高卒の捕手を獲得。ライオンズのドラフト歴史史上、上位3枠を野手で使った記憶はほとんどありませんでした。

 

野田選手は九州国際大付属高校で、4番打者、正捕手、チームの主将を務め、パンチ力のある打撃と強肩が売りの捕手。

捕手を兼任しつつ、投手としてもMAX146kmを誇る強肩を武器に、U18の日本代表にも選ばれた実績も持ちます。本人はスローイングに1番の自信を持っており、ランナーを出しても強肩を活かした二塁への送球で、投手を助けてくれそうです。

ちなみに九州国際大付属高校の楠城徹監督も、かつてライオンズでプレーしていた経験があるらしく、蛭間選手同様、不思議な縁で導かれた選手となりました。

 

更に主将としてチームをまとめるリーダーシップや、高校通算15本塁打を記録したパンチ力も併せ持つ確かな実力と、責任感が強いリーダーシップに優れる、次世代の正捕手として大きな期待がかかります。

憧れの森選手がいる我がライオンズに指名され、森選手を脅かす存在となって欲しいと思います。

 

4位 青山美夏人(みなと)  投手 右投右打

横浜隼人高→亜細亜大 神奈川県出身

将来的な選手タイプ→日ハム金子千尋

・最速151kmのストレートを誇る本格派タイプの右腕。オーソドックスでクセのないフォームから放たれるボールは、ストレート、変化球共に質が良く、しっかりとコントロールされている為、四球で自滅するタイプではない印象の投手です。大学日本代表にも選ばれたこの投手が4位まで残っていた事がとても意外でした。

 

変化球は、カーブやスライダー系に、亜細亜大伝統のツーシーム、そして決め球のスプリットが最大の武器で、三振を奪えるのも特徴。更に先発投手として長いイニングを投げられるスタミナを持ち、精神力も強くマウンド度胸もあるタイプなので、そこは非常に心強いと思いました。

 

投球スタイルとしては、正確なコントロールを武器に緩急を交えて打ち取っていくスタイル。先程も述べた通り、四球で大崩れしないタイプの為、先発としてゲームメイク能力が非常に高い投手です。

ストレートと武器のスプリットでどんどん内角にも攻める事が出来るので、美夏人(みなと)と言う爽やかな名前の反面、攻撃的なピッチングを行う事が出来ます。

恐らく先発候補だと思いますが、個人的にはリリーフとしての起用も面白いと思います。

 

今シーズンは投手陣が安定しており、光成、今井、松本投手ら右の3本柱に続く、新たなローテ候補として、大いに期待しています。

 

5位 山田陽翔(はると)  投手 右投右打

近江高 滋賀県出身

将来的な選手タイプ→阪神西純矢or広島中崎?

・まさかまさかの5位まで残っていた近江のエース投手。高松商の浅野選手と共に、甲子園を盛り上げた甲子園の申し子と言っても過言ではない選手を、この順位で獲得出来ました。知名度では、今年の指名選手の中ではトップクラスの選手だと思われます。

 

近江のエースで4番の山田投手は、投手としては気迫を全面に出すストロングスタイル、打者としてはクリーンアップを任される程のパワフルな打撃を誇る強打者で、ライオンズは投手として指名。

最速149kmのストレートは、胸元で伸びてくる様な軌道を描きミットに吸い込まれます。大きく曲がるスライダーは高校生では打つのは難しいでしょう。

 

1番の持ち味はなんと言っても気迫。マウンド上でも抑えた時の吠える姿は非常に見ていて気持ち良い。臆せずどんどん内角に投げ込める強さを持っているので、マウンド度胸は高校生離れしたものを持っています。

高校日本代表では、本来の先発ではなく抑えとして起用。短いイニングでのピッチングも短期間でこなせるクレバーな一面も見せつけました。

先発では阪神西純矢投手、リリーフだと広島の中崎投手に近いピッチングスタイルが分かれるのかなと言う印象を受けました。

 

ライオンズにはあまりいなかった気迫を全面に押し出すスタイルの若き剛腕。数年後、ベルーナドームのマウンドで相手打者をねじ伏せて雄叫びを挙げる姿を見るのが楽しみです。

 

6位 児玉亮涼 内野手 右投右打

文徳高→九州産業大大阪ガス 熊本県出身

将来的な選手タイプ→元中日井端?

・本指名ラストを飾ったのは、大卒社会人内野手の児玉選手でした。アマチュアでは長らくショートを務めた、守備に秀でた即戦力内野手です。大学時代には日本代表にも選ばれた実績を持っています。

 

身長166cmと決して身体は大きくはありませんが、内野のバックアップとして1年目からベンチ入りする力は充分あり、「職人」と呼ばれる高い守備力でチームに安心感を与えてくれる選手です。

 

プレースタイルとしては、50m5.9秒の俊足と評価の高い守備が1番の武器で、打席でも粘り強い打撃、右打ち、送りバントなどの小技も得意で、相手からしたら嫌らしいタイプ。イメージとしたは源田選手や、元中日の井端氏に近いプレイヤーとなります。

 

更にこの手に有りがちな打撃に難があるタイプではなく、社会人の大会では大事な場面でタイムリーを放つなど、チャンスに強い意外なパンチ力も魅力の選手です。

 

メインポジションはショートで、他のポジションが守れるかは不透明ですが、外崎選手の去就次第や、他の選手との兼ね合いではセカンド、サードの守備も期待します。高い守備力とスピードは既に即戦力の為、ベンチに置いておいたら安心出来る選手の獲得が出来ました。

 

育成1位 野村和輝 内野手 右投右打

東大阪大柏原高→石川ミリオンスターズ 大阪府出身

将来的な選手タイプ→ソフトバンク松田?

・ここからは育成指名で、まずはBCリーグで注目の右のパンチ力のある選手を指名しました。

 

東大阪大柏原高では一年から投手としてレギュラーを掴み、その後は三塁手に転向。サードと投手を兼任しつつ、高校通算で27本のホームランを記録した右の長距離砲。

183cm、93kgと恵まれた体格から放たれる打撃が魅力で、投手も兼任している為、強肩も光る選手です。また野球センスと伸び代は大きなものを感じました。

 

高校卒業後はBCリーグ石川に入団、サード、ライト、時折の投手も兼任しつつ、中軸打者としてプレー。わずか1年でNPBへの切符を手に入れました。

サードの若手候補も伸び悩んでる中、ブランドン、平沼選手ら、サードのレギュラー候補を脅かす存在になって欲しいです。

 

育成2位 日隈モンテル 外野手 右投右打

金光大阪高→OBC高島琉球ブルーオーシャンズ→徳島インディゴソックス 沖縄県出身

将来的な選手タイプ→ヤクルト塩見?

伊藤翔、上間、岸選手らが在籍していた徳島から、かつてヤクルトに在籍した、日隈ジュリアスさんを兄に持つ、大型外野手を指名しました。

 

高校では成長痛で3年間満足にプレー出来ず、様々なポジションを経験したり、コロナの影響等でチームを転々として、プロへの夢を掴んだ苦労人。

 

最大の武器は足の速さで、今年の7月に外野手に転向。自慢の俊足で野手転向間もないのに、チーム3位の13盗塁を記録しました。

持ち前の俊足と野球センスの高さを武器に、まだまだこれから大きく成長してそうな楽しみな存在です。

 

育成3位 三浦大輝 投手 右投右打

時習館高→中京大 愛知県出身

将来的な選手タイプ→中日福谷?

・育成3位で指名したのは、最速151kmを誇る速球派右腕の三浦投手でした。本指名4位の青山投手と最速は同じですが、ストレートの強さだけを見たら、三浦投手の方が上の印象があります。

 

三浦投手は愛知県内でも屈指の進学校出身らしく、強いストレートと頭脳的なピッチングを併せ持つ、これまでにあまりいないタイプの投手になりそうです。

楽天則本投手の強いストレートを持ち、頭脳派の中日福谷投手のピッチングスタイルの良い所取りの様な、新たなタイプの投手が生まれそうだと思います。

 

多彩な変化球と回転数が多いストレートを武器に、今年大きく飛躍したポスト水上投手の様な活躍を期待します。

 

育成4位 是澤(これさわ)涼輔 捕手 右投右打

健大高崎高→法政大 三重県出身

将来的な選手タイプ→ヤクルト中村悠平

・ライオンズが最後に指名したのは、強肩強打の大型キャッチャーでした。

 

三重県から群馬の健大高崎高、大学は東京六大学の法政大に進学と、一見エリートコースを歩んでいる様に見えますが、健大高崎では2番手捕手、大学ではあまりリーグ戦に出場する事が出来なかった苦労人。

 

二塁到達1.7秒を記録した強肩と、二塁打を多く打てるパンチ力のある打撃が持ち味ですが、その以上に練習の虫で、野球に対する姿勢も高く評価されている選手です。

 

決して華やかなアマチュア野球人生を送って来れた選手ではないですが、真面目な性格と向上心を持って、是非プロの舞台ではレギュラーとして大暴れを期待します。

 

 

 

はい、というわけで今年のライオンズが指名した。今年は弱点を埋める為の補強と、未来に向けて素材に振ったドラフトだったと言う印象を受けました。

補強ポイントをウェーバー順と計算して、必要な所から好素材を獲りにいったという納得の指名でした。5位の山田投手を指名してスター候補を育てたいと言う意思表示も良かったと思います。

さらに、FAの去就が注目される外崎、森選手の部分も、野田、児玉、是澤選手らでしっかりと補う事が出来きました。

あわよくば左の即戦力リリーフタイプが1枚欲しかった所ではありますが、それを差し引いても野手中心の思い切った指名で、個人的には満足したドラフトでした。

 

1位の蛭間選手は来年から外野のレギュラー、4位の青山投手は先発としてバリバリ、6位の児玉選手は内野のバックアップから内野のレギュラーを狙うダークホースに、それ以外の選手は素材を評価されての指名だと思うので、まずはファームでしっかりと鍛えて1軍の舞台で活躍する姿を楽しみにしておきます。

個人的には2位の古川選手、将来大化けしてそうでめちゃめちゃ期待してます。

 

以上、2022年埼玉西武ライオンズの全指名選手の紹介でした。

獅子の未来を担え!頼んだぞ!

 

 

 

 

初の対外試合!注目のゴールデンルーキー、サウスポーコンビの「プロ初登板!」

2022年2月26日、高知県の春の運動公園野球場なたて、千葉ロッテマリーンズを迎え、プロ野球プレシーズンマッチの試合が行われました。

 

マリーンズも先発の佐々木郎希投手や、今年のドラフト1位の松川捕手など、期待の若手選手が多く出てる中、我がライオンズは、4球団競合のドラフト1位隅田知一郎投手、2位の佐藤隼輔投手が揃ってプロ初登板を果たしました。

 

ついにベールを脱ぐ黄金サウスポーコンビの初登板を簡単にまとめさせて頂きます。

 

隅田知一郎

3回 64球 被安打4 4奪三振 2四球 1失点

・かつての菊池雄星投手の登場曲で、初の先発マウンドに上がったドラフト1位の隅田投手。1番のロッテドラフト2位、好調の池田選手から三振を奪うスタートを切ると、1人ランナーを許しながらも、4番の山口選手を変化球で空振り三振。

続く2回は、5番の松川選手にセンター前への上手いヒット、ワイルドピッチと四球でノーアウト1.2塁のピンチを背負ったものの、ここからギアを入れ替えたのか、セカンドゴロ、サードライナー、見逃し三振で1点も許さないピッチング。

3回は、ツーアウトランナー1.2塁の場面からカウントが悪くなった所で、先程抑えた山口選手にタイムリーを打たれ1点を失うも、続く松川選手は先ほどのリベンジと言わんばかりに、セカンドゴロで抑え、今日の登板は終了。

3回に1点を失ったものの、「プロ初先発」は上々の内容だったと思います。この日のストレートは140キロ前半だったものの、球速以上にノビを感じ、コーナーを突くコントロールもあり、変化球のキレも申し分なかった様に思いました。特に変化球は大きなカーブや、キレのあるスライダー系、決め球のチェンジアップなど、非常に良いものを持っていると思いました。流石ドラフト1位の投手と感じましたね。

球数がやや多かった事、セットポジションになってからのピッチングが次回への課題だと思いますが、ルーキーの初登板としては充分な内容だったと思います。緊張もあった中、気持ちよく投げていたと思います。

ただその後の、解説者の松沼さんとの試合後のインタビューでは、マイペースな性格と言うのもありますが、話す内容がたどたどしくて、ちょっと不安な感じはしました笑

そこを含めて、隅田投手のポテンシャルというものを感じる事が出来たプロ初登板だったと思いました。

 

佐藤隼輔

3回 66球 被安打3 2奪三振 2四球 2失点

・隅田投手、佐野選手と繋いで、3番手としてマウンドにドラフト2位ルーキーの佐藤隼輔投手がマウンドに上がりました。

簡単にツーアウトを取ったものの、2本のヒットで1.3塁のピンチ、9番の同じ宮城県出身の平沢選手にタイムリーを打たれ、1点を失いました。

続く2回は捕手が森選手から牧野選手に変わり、リードが変わってのピッチング。四球からワイルドピッチ、犠牲フライで更に1点を失いました。三振を奪ったり、詰まらせたり力はあるものの、無駄な1点を失った印象でした。

ですが3回は、徐々に慣れてきたのか、自慢の力強いストレートがストライクゾーンにハマり、1回2回のピッチングが嘘の様な落ち着いたピッチングで、見事な三者凡退でした。3回の様なピッチングが始めから出来れば、楽に抑えられる事を証明出来たピッチング内容だったと思います。

全体的見て、ほぼストレートとスライダーの2種類のみを投げていた印象でした。打たれはしたものの、腕の振りが良いフォームから放たれるストレートは力強く、持っているものは素晴らしかったです。

しかし初登板で多少の力みや緊張はあったものの、ピッチングの組み立てや、ストレートに比べ、変化球を投げる時は少し自信が無かった印象でした。ですが、ケガ持ちだった事を考えると、キャンプA半スタートで、ここまでケガ無く、マウンドで投げられた事がまず良かったです。そして頭も切れる投手の為、今日のピッチングを踏まえ、次回以降の登板に活かして欲しいですね。

 

一方の対戦した千葉ロッテマリーンズですが、先発の佐々木郎希投手はこの日最速158キロを投じ、3回まで投げて7奪三振を奪いました。しかも、ライオンズ打線は3回を四球すら出せずにパーフェクトに抑えられました。見てて当たり前に三振を奪える様な支配的なピッチングでした。

そしてバッテリーを組んだドラフト1位の高卒捕手の松川選手は、バッティングを買われ5番打者で起用され、隅田投手から技ありのセンター前ヒットを放ちました。そして守りでは佐々木郎希投手の150キロ越えのストレートを当たり前の様に捕球してました。

この令和以降に指名された、高卒選手のバッテリーはかなり警戒しないといけないかも知れません。

 

また、ライオンズの隅田投手が投手タイプとしては荒々しいタイプ、隼輔投手が丁寧なピッチングをするタイプとの触れ込みでしたが、今日に限っては逆なイメージがありました。

隅田投手が丁寧にコーナーを突き、隼輔投手がストレートで押すピッチングの印象を受けました。

ですが、今はまだ調整段階の為、ここからどの様なピッチングをシーズンで披露してくれるのか楽しみです。

また、外野のレギュラーを狙う、好調の鈴木将平選手の2本の左方向へのツーベースも素晴らしかったです。振り負けずに力強い打球を飛ばす事が出来ており、昨年まで一緒に2軍でプレーした松井ヘッドも心なしか、喜んでおられました。

 

それではまた次のライオンズの記事でお会いしましょう

 

ライオンズ 2022年シーズン 新補強選手紹介

プロ野球ファンの皆様、あけましておめでとうございます!

遂に明日から待ちにまった、プロ野球のシーズンの幕が開けそうですね

まずはキャンプからですが、コロナウイルスのオミクロン株の蔓延がかなり拡大してる為、選手の皆様は、感染に気をつけつつキャンプを送って欲しいと思います。

 

21年は最下位に沈み、オフの話題もほぼ「BIG BOSS」こと、日本ハム新庄剛志新監督の話題ばかりで、ライオンズの情報はほとんどと言って良いほど報道されませんでした。

しかし、ドラフトに始まり今季への補強というものを着々と進めてきた為、今回の記事では、ライオンズが補強した新戦力をまとめたいと思います。

 

ドラフトの選手は以前紹介した為、この記事ではドラフト後の補強という所を紹介していきます。最後まで是非ご覧ください

 

11月22日レイズより獲得

ディートリック・エンス 30歳 アメリカ出身

投手 背番号75 左投左打 年俸1億

近いタイプの選手→元ソフトバンクムーア?

・西武は2021年、シーズン途中退団したメヒア選手含む、5名の助っ人を自由契約にしました。それに加えて左腕先発の勝利数がわずか2勝と寂しい結果に終わりました。

左腕不足から、ドラフトで4球団競合の末隅田投手、ドラ1クラスの佐藤投手と完成度が高い即戦力級のサウスポー2名の獲得に成功。その勢いのままに新助っ人補強第一弾となったのが、レイズからFAのエンス投手でした。

エンス投手は昨シーズンレイズでリリーフとして9試合のみの登坂だったものの、3Aでは主に先発として起用、8勝を記録するなど、先発投手としてのゲームメイク能力の高さを見せつけたシーズンでした。そのピッチングから「3A最強の左腕」とも呼ばれ、このクラスの投手が日本に来るのは、かなり凄い事らしいです。

最速156キロの力強いストレートに、大きなドロップ系のカーブ、カットボール、チェンジアップを投げ分け、ストライクゾーンで勝負出来るのが魅力の投手です。また昨シーズンはリリーフながら奪三振率10を超え、要所で三振を奪えるのも強みです。スタミナ量の情報はないものの、先発中継ぎどちらもこなせる器用さを兼ね備えています。

メジャーリーグに詳しい友人曰く、「レイズは投手力が売りのチーム、そのチームからの獲得だから、ピッチングはかなり期待出来る」と言われ、太鼓判を押されました。

球団は先発候補として、かなり評価が高い サウスポーの獲得に成功しました。元ソフトバンクのムーア投手の様に三振を奪えるタイプの先発投手として大いに期待したいです。

 

11月26日パドレスより獲得

ブライアン・オグレディ 29歳 アメリカ出身

外野手 背番号30 右投左打 年俸8000万

近いタイプの選手→ロッテマーティン?

・エンス投手に続いて手薄な外野手の補強に成功しました。オグレディ選手は昨シーズン2本塁打のみでしたが、3Aでは15本を放ってる左の中距離ヒッターという印象です。かつては3Aで28本を放ったシーズンもありますが、日本では30〜40発を期待するより、3割と15〜20本くらいのホームランを期待する打者の印象です。なおデータ上では主に引っ張りスタイルで、ライト方向への打球が多い傾向にあります。

更にマイナー通算95盗塁を記録しており、助っ人でありながらパワーだけでなくスピードでと貢献してくれそうです。

守備では主に外野3ポジション、そしてサプポジとしてファーストも守れるのですが、基本は外野手としての起用になります。外野の守備評価指標(UZR)ではレフトが一番守備率が高い為、ライオンズではレフトでの起用になりそうです。また情報はあまりありませんでしたが、守備範囲、肩力共に普通レベルの印象です。

懸念材料は選球眼があまり良くない為、三振が多い可能性がある事です。良く言えば早めのカウントで勝負するタイプかもしれませんが、2番など繋ぎが必要なの打順での起用はあまり機能しないかも知れません。

ロッテのマーティン選手と比較して、ミート力とスピードを加えて、パワーと肩力を差し引いた感じです。個人的には3番あたりで起用して持ち前の打力とスピードを披露して欲しいですが、先述の通り、選球眼の向上が日本での成功のカギを握りそうです。

ですが、メジャーでチームメイトだったダルビッシュ投手がTwitterで活躍を期待するなど、ポテンシャルは高い選手の為、日本での活躍を期待したいと思います。

 

12月16日韓国・起亜タイガースより獲得

ボー・タカハシ 24歳 ブラジル出身

投手 背番号42 右投右打 年俸2000万

近いタイプの選手→元阪神呉昇桓?

・ここまで先発タイプ、中距離タイプの外野手と2名の助っ人を獲得し、更なる補強に乗り出したライオンズは韓国球界から若手右腕のタカハシ投手を獲得しました。YouTubeやネットニュース等で獲得調査が挙がってる選手から獲得を予想しましたが、全くノーマークと言っていい所からの獲得となりました。

タカハシ投手は、ブラジル出身の日系3世の選手で、アメリカのマイナーチーム、韓国球界と渡り歩く渡り鳥で、WBCブラジル代表に選出されるなど国際大会の経験もある投手です。

持ち味は勢いのあるMAX152キロの速球で、非常に強い球を投げる投手です。動画でも見ましたが、球速以上に球の強さを感じました。

その他にも右打者から逃げる様に大きく曲がる切れ味の鋭いスライダー、カット系の球も持ち、左打者に対しても苦にしない印象です。

四球率はまずまず悪く無いのですが、デッドボールが多い事が懸念材料です。インコースに攻める事が出来ているという反面、すっぽ抜ける事が多い(?)模様です。マイナー、韓国でも死球数が多くなっている為、より細かい制球が求められると思います。

また、英語やスペイン語なども話せるマルチリンガルとして、他の助っ人選手達とのコミュニケーションを取る架け橋になってもらいたいです。(考え過ぎかも知れないが)

渡辺GMはリリーフでの起用を明言していましたが、素材としては荒削りで、今年からバリバリ投げてもらう即戦力というタイプではなさそうです。豊田コーチら投手コーチの指導で、数年後にはリリーフエースになって貰いたい素材です。好素材なのは間違いない為、クイックの技術や細かい制球のコントロールなどを学び、日本での覚醒を期待しています。

 

12月25日マリナーズ3Aより獲得

ジャンセン・ウィティ 31歳 アメリカ出身

内野手 背番号33 右投右打 年俸4000万

近いタイプの選手→西武外崎?

・12月25日にフロントから、クリスマスプレゼントとして、新たな仲間が加わりました。

マリナーズの3Aから獲得したジャンセン選手は、これまでのキャリアでメジャー経験こそないものの、昨季3Aで打率2割9分9厘、ホームラン19本を記録した右打ちの中距離打者です。

1番の持ち味は内外守れるユーティリティ性で、ショート以外のポジションは全て守る事が出来ます。更に昨季投手としても7試合登板した経験もある、万能型選手です。

打撃に関しては、決して大砲タイプではありませんが、広角打法が魅力で、逆方向にも強い打球を打つ事が出来て、ツボにハマった時のパンチ力は目を見張るものがあります。

逆方向にも強い打球が打てるパンチ力と、ユーティリティ性は魅力ですが、全体の守備力、足の速さ、そもそものミート力とパワーを総合すると、これと言って突出してるものがない印象です。使いやすい選手であるのは間違いないですが、何か武器や特徴には欠ける感じがします。

ですが、長い間マイナーでプレーした事から生まれたハングリー精神や、チームのまとめ役としての役割も非常に評価されており、最下位からの巻き返しには、こう言った気持ちを体現出来る選手が必要だと思われます。

昨シーズンはチームのマイナー最多出場と、投手登板も評価されて、チーム内のMVPに選ばれるなど、成績以上にチームに貢献してくれるファア・ザ・チームの精神を持った選手の獲得となりました。活躍だけでなく、ベンチの盛り上げ役や、外国人選手のまとめ役なども期待したいです。

 

1月18日アスレチックスより獲得

バーチ・スミス 31歳 アメリカ出身

投手 背番号54 右投右打 年俸6500万

近いタイプの選手→ヤクルトマクガフ?

・年が明け、2022年1月にスミス投手の獲得が発表され、ブログを書いてる1月下旬現在、一番最近の補強となります。

スミス投手は、主にリリーフ投手として投げており、昨季もアスレチックスで31登板を記録しました。

多彩な変化球と、平均球速150キロのストレートが持ち味で、高めの上手く使うピッチングスタイルの投手です。

スミス投手のストレートは、球速は決して速い部類に入らず、ノビはあまり感じませんでしたが、非常に綺麗な球筋という印象を受けました。キレが良く、回転数が多いストレートの為、打席ではより速く感じるのかも知れません。動画を見た所、ヤクルトのマクガフ投手に近いイメージがありました。

ただ渡辺GMとスミス投手自身の希望で、先発での起用を明言しました。先発となると長いイニングを投げられる様に、ペース配分などをしながら投げる為、平均球速150キロから数キロ落ちる事が予想されます。更にメジャー通算102試合中先発は13試合のみと、もっぱらリリーフとして投げてきたピッチャーです。マイナーでも先発の経験こそあるものの、先発投手としての経験不足が不安視されます。

個人的には、先ほどのタカハシ投手が育成目的で獲得の為、バリバリ今年投げるという訳では無さそうというのと、メジャーでのリリーフの経験から、リリーフの方が向いてるのではないのかな?と思います。最初は先発で起用して、チーム事情や、万が一に先発で結果が残せなかったらリリーフに回るのも良いのかも知れません。

 

 

 

 

ここまで5名の新助っ人外国人の紹介をしてきました。全員魅力があり、どんな活躍をしてくれるのか非常に楽しみですが、不安な点が2つほどあります。

 

 

 

まず一つ目は「入国制限」です。コロナウイルスの影響で、昨年は12球団全てで入国の手続き等がありましたが、ライオンズの助っ人は全員新外国人になる為、ビザや入国審査がかなり厳しくなります。更に入国しても、隔離期間や日本野球に慣れる調整期間を経ての出場となるので、開幕は5名の助っ人抜きで考えた方が良さそうです。

 

 

二つ目が「助っ人外国人のリーダーがいない」というものです。ライオンズは昨年までの既存の助っ人外国人を全員自由契約にし、新たに5名の新助っ人を獲得しました。当然その5人全員が初めて日本でプレーする為、日本の野球や生活、食事や文化に慣れておらず、戸惑いやホームシックに陥り、野球に集中出来ない可能性もあります。実際にチームに馴染めなかったり、日本の野球や生活に対応出来なかった選手もいたのも事実です。また、コロナ禍の中で、単身で来日してる既婚の選手は、家族と会えないというストレスもあると思います。

昨年までいたメヒア選手、他球団で見るとかつての元広島エルドレッド選手や、元阪神メッセンジャー投手の様な、日本野球や生活に詳しく、悩みや相談に乗ってくれる、助っ人外国人のまとめ役を担えるリーダー的な役割が今年いないというのは、異国の地でプレーする助っ人選手達にとってはハンデになるのではないのかなと思います。

大変だと思いますが、個人的にはジャンセン選手あたりに、今年入団した助っ人外国人のまとめ役と担って欲しいと思います。

 

異国の地である程度の成績を求められる助っ人外国人は、打てなかったり抑えられなかったら即退団も珍しくなく、更にこのご時世というのもあり、近年はかなり過酷な環境でのプレーを余儀なくされています。

ですが、チームを上位に導く為に「助っ人」としてやってきてくれている以上、日本人にはないパワーやスピード、豪速球、そしてパフォーマンスと球場を沸かせて貰いたいです。

 

新たにやってきた5名の助っ人外国人の皆様、改めてようこそ西武ライオンズへ!

一緒に最下位から一気に優勝を目指す手助けをしてください!

 

(※新たな選手が入団したら、随時記事にします)

お母さん、ありがとう

2022年1月16日午前11時25分

 

年も明けたばかりの2022年に、筆者の最愛の母がこの世を去りました。享年49歳という早すぎる死を迎えた事、亡くなった日から母とはもう二度と会話も会う事も出来ない事、今後は母がいない日常が無くなる事、それを受け入れるにはかなりの時間が掛かりそうです。

 

母は25歳の時に、長男として筆者の私、そこから3年後に弟を出産し、2児の母でもありました。兄弟2人とも成人して、人生まだまだこれからの時に、突きつけられた現実は無情なものでした。

 

生前母は、私たち兄弟の事を常に優先的に考えてくれて、全てにおいて正しい事に導いてくれました。平等にお金と愛情を与え、時折の厳しい指導で、私たち兄弟をここまで育ててくれました。

 

小学生の時は、風邪を引いた時や誰かと揉めたりした時に、職場を休んで来てくれて代わりに頭を下げてくれた事。

中学生の時は、志望校選びで悩んでた時に、自分で候補の学校を調べて後押ししてくれた事。

高校生の時は、周りに反対されてた大学進学せずに高卒で働く事に、唯一賛成してくれた事。

社会人になってからは、仕事での悩みや不安を夜遅くまで聞いてくれた事。

 

当たり前にやってくれた様に思いますが、母には迷惑と苦労と負担をたくさんかけてきたと思っております。

 

その反面、プライベートでは大好きな旅行やライブ、ドライブやお出かけなど、楽しむ時は楽しむ母で遊ぶ時は童心に帰って、子供の様に楽しむとてもメリハリが出来ていた母でした。

 

 

そんな母は、2020年10月に癌を患いました。発見した時はステージ3か4と、かなり危険な状態でした。

 

1年4ヶ月に及ぶ闘病生活をここで書かせて貰います。

 

まず私たちの家庭の事を触れさせてもらうと、2019年から2020年の年末まで、家族は一時的に別居状態で過ごしていました。

 

その約2年間は当時、私と弟と母と3人でアパートに住んでいました。そこでの生活は少し過酷で、狭い部屋を3人で分け、お金も社会人の私と母が出し、なんとか生活していました。

 

母はそんな状況から、スーパーの仕事から、とある倉庫の仕分けの仕事に転職。賃金が高く、長時間労働が出来る会社でもありましたが、帰る時間も遅くなり、帰っても家の家事や、次の日の準備であっという間に深夜になる状態でした。

 

当時3人で住んでいたアパートは、2LDKで、私たち兄弟に一部屋ずつ与えると、母の部屋はありません。母は生活音鳴り、光や冬には冷気が差し込むリビングで布団を敷いて寝る状態でした。

 

満足な疲労を回復出来ず、毎日仕事や家事を両立することは想像以上に大変でもあり、体調を崩す日も年何回かありました。

 

それでも3人で、出来る限りの幸せを見つけ、協力して過ごしていました。しかし、その代償が翌年になって来るのをまだ知る余地もありませんでした。

 

迎えた2020年、世の中がコロナウイルスの影響で大きく世界情勢が変わる中、私たちは幸運にもコロナ感染にはなりませんでした。

しかし、別の病に母は侵される事になりました。

 

年も終わりが近づく10月のとある日、体調不良を訴えた母が病院で検査を受けました。その時の体調不良がいつもの風邪と違うと感じたそうです。

私はその日仕事だった為、昼に弟から衝撃の事実が電話で告げられました。

 

「お母さん、癌になった」

日本で最も死者の割合が多い病気。それが癌です。

 

その日の仕事を早急に終わらせ、帰宅すると、少し悲観した表情の母から、癌の宣告を改めて受けました。

 

先述の通り、当時ステージ3〜4の進行度合いの悪化速度、癌に侵された場合、5年以内に亡くなる確率が高い。

そして最悪のシーンを想像する。そんな事しか頭の中のイメージは膨らみませんでした。

 

そして、母の「最後のわがまま」として言われたのは、家を建てて欲しいとの事でした。

 

母の最後のわがままと称し、父を呼び寄せ、約1ヶ月半をかけて、自宅を建てました。

表向きは、みんなで過ごす住む家を建てる事ですが、家を建てた本当の理由は「母の病気の治療に専念して貰う為」でした。

 

家を建ててからは、治療に専念する為、倉庫の仕事を退職。抗がん剤での治療を行い、病気と闘う道を選びました。

 

最初は抗がん剤の効果により、癌の細胞が小さくなっており、癌告発よりだいぶ良くなってるとお医者様に言われました。

このまま順調に抗がん剤の治療を進めていこうとした中で、夏頃から問題が2つ発生しました。

一つ目は、「今使ってる抗がん剤では効き目が頭打ちになるので更に強い抗がん剤に変更しないといけない事」

二つ目は、「コロナワクチンの接種をする事」でした。

 

一つ目の問題点は、最初に投与していた抗がん剤ではいずれ効き目がなくなり、更に効果が強い抗がん剤を投与しなければならないというもの。一見、抗がん剤を変えれば済む話だと思いますが、これには副作用があり、「髪の毛が抜ける」というものでした。

 

この話を持ち出された時、母にとっては大きな分岐点だったと思います。もちろん命には変えられませんが、髪が抜けるというのはどうしても女性として受け入れられなかったのです。

 

結果的に一度強い抗がん剤の投与をしましたが、副作用による髪の毛の抜け、更に嘔吐が止まらない事から、強い抗がん剤での治療は断念しました。

 

更にこのタイミングでコロナワクチンの接種も重なっていました。個人的に、ここが母の体調を一気に悪化させた原因だったと思います。

 

先ほども書いた強い抗がん剤での投与の数日後に、ワクチン接種が控えていました。ワクチン接種により副作用が発生。先述の抗がん剤の副作用、気持ち悪さも残っていた為、病院に搬送。そのまま数週間の入院となりました。

 

元々以前の手術により、腎臓に管が通っており、その管の影響もあり、満足に副作用等の処理が出来なかったのも原因として挙げられました。

 

そこから母は体調を更に崩し、11月末には比較的元気だった上半期と比べて、その姿は全く違うもので、食事も全く取れず、晩御飯の一部のみを食べる形になりました。

 

そして12月に入る頃にお医者様より「最期を迎えるのはどこが良いですか?」という通告がありました。闘病中も弱さを見せなかった母が、唯一弱さを見せ、涙を流すほど悩んだ通告でした。

母は家にて最後を迎える事を決意。その後は自宅での治療を選択。家にお医者様が来られて、治療を受ける形となりました。

しかし、病院の様な設備が家にあるわけでもなく、最低限の診察とと渡される薬の接種での治療となりました。

当然出来る事も少なく、みるみるうちに母は衰弱。家事はもちろん、お風呂やトイレも行く事もままならず、お風呂はヘルパーさんに髪を洗ってもらう、トイレはオムツや簡易トイレに用を足して、我々が片付けるといった状況でした。

 

それでも母は1日でも長生きにする為、限られた中でも必死に癌と向き合ってました。

 

そして年が明けた2022年、母の死期が近づいてきたのを感じました。

半年前に比べたら、腕や脚もだいぶ痩せこせてしまい、起き上がるのにも精一杯の状況となりました。食事もかろうじて食べられたのは、ゼリーやジュースなど流しやすいもののみでした。

 

そして亡くなる前日の1月15日、先に起きていた弟に起こされ、下の階にいる母の元へ向かいました。トイレに連れて行って欲しいと言われ、身体を起こそうとしましたが、母の身体は全く力が入らず床に倒れ込む様な姿勢になりました。それどころか昨日は比較的元気だった表情も全く正気を感じられず、目も虚ろだったのを覚えています。

 

慌ててお医者様を呼び、ベッドに戻すと後に父と祖母と母の妹が到着。お医者様からは「もって今日、明日、頑張って明後日」と言われ、事実上の余命宣告を受けました。

 

その日から会社を休み、出来る限りの事をして、母の看病をしました。よく病人は苦しんでいても周りの音は聴こえているという事を聞いていたので、あえて悲観な感じは出さず、普段通りで接する事を心がけました。

寝る前に、母の手を握り「かーちゃん頑張ってね」と言って、その次に返ってきた言葉は「明日もいて欲しい」でした。

 

この母の言葉が最後の言葉となり、翌日家族に見守られながら、静かに息を引き取りました。

この最後の母の言葉が、自分の死期を感じていたんだなと思うと、最期は息子である私に見守って欲しいと思いました。

 

ここまでが1年4ヶ月に及ぶ母の闘病生活となります。

息子の私からして、肉親でもあり、母親を失うという事は、ここではどの様に表せば良いか、そして母がいないと言う現実を未だに受け入れられません。

 

「母に対して恩返しや親孝行は出来ていたか?」

「母から見て自分は立派な息子だったと言えたか?」

「俺を息子に出来て幸せだったかい?」

亡くなってから色々考えさせられます。

更に世の中がこう言ったご時世というのもあり、何気ない日常もより一層大切にしていきたいと思います。

 

20年前に私の母方の祖父も同じ癌で亡くしました。私にとって大切な人2人の命を奪った癌は、非常に憎く、非常に残酷で、何に対し憤りを感じれば良いのか分かりません。

 

生前の母は、癌が治って、コロナが収まったら大好きな旅行に私の自費で連れて行ってもらう、今後の楽しみは、結婚相手や孫の顔を見る事と言っていたのを昨日の事の様に感じます。

そんな明るい未来すらを奪った癌は、正直、コロナより癌の方が私にとって、重い病気だと感じます。

(語弊のある書き方で申し訳ございません)

 

旅行にも結婚相手や孫の顔を見せられなかった‥。そんな後悔がブログを書いている今の残ります。今後も様々な後悔に駆られながら、人生を過ごしていくと思います。

ですが、残された私たち家族が、これからを生きていく為には、長い残りの人生を母の分までしっかり生きていかなければなりません。

自分を見失わず、しっかり自分を持って、今後の人生を一生懸命に生きていく事が、母に出来る最後の恩返しとなると思います。

 

母を失った悲しみというのは、まだ受け入れるにはかなりの時間がかかると思います。

しかし、母から学んだ事、母の遺志を継いで、今後の人生を全うしていきたいと思います。

 

お母さん、今までありがとう

ゆっくり休んでね

そして、いつまでも天国から見守っててね

今年のドラフト 他球団のドラ1

ここまで長く書いてきたドラフト関連記事ですが、今回はライオンズ以外の他11球団のドラフト1位選手の結果を書きたいと思います。

 

他球団はいったいどんな戦略でドラフト1位を選択してきたのか、希望した選手は獲れたのか、簡単にですが書かせて頂きます。

 

 

 

横浜DeNAベイスターズ

小園健太 私立和歌山高 (2球団競合)

右投右打 大阪府出身 投手

将来的な選手のタイプ→ツインズ前田健太

・今シーズン投手陣に苦しんだ横浜DeNAは、高校BIG3の小園投手に入札しました。個人的には即戦力の投手予想だったのですが、球団としては、去年のドラ1入江投手等既存の戦力や、怪我からの復帰でまかなえると判断されたのかなと思います。

当日は阪神との競合となり、見事三浦監督が当たりくじを引き当てました。高校BIG3の中では最も完成度が高く、最も早くローテーションに入る可能性が高いです。また、制球力も高いのが特徴で、小園投手含め今年ベイスターズが指名した投手は、高い制球力を誇ります。今年崩壊した投手陣の立て直しとして、制球力に秀でた投手の補強の意図が分かりました。

同じく高校からプロに入り、制球力を武器に活躍された三浦監督が率いるチームへの入団が決まりました。高校生ながら完成度が非常に高い小園投手を競合で獲得出来たのはチームにとって、非常に大きいのは言うまでもなく、早い段階でベイスターズのエースとなる可能性ば充分あります。

 

北海道日ハムファイターズ

達考太 天理高 (単独指名)

右投右打 大阪府出身 投手

将来的な選手タイプ→エンゼルス大谷

・その年のNo1を指名するチーム方針から、風間投手、小園投手らの指名予想が多かった中、蓋を開けてみたらまさかの達投手を一本釣り。これを予想できた方は少なかったと思います。

指名が発表された時は愕きましたが、この指名は大いに賛成出来ます。

①190cmの高身長、ポテンシャルの高さ

②マウンドでの立ち姿

③投げている球の質

④将来のメジャー志向

以上が歴代の日ハムのエースに通ずるものがあり、達投手のスタイルやカラーが日ハムと見事にマッチしています。本人はダルビッシュ投手が目標と発言していましたが、個人的には大谷投手になりそうな雰囲気があります。メジャー志向の発言が良くも悪くも話題ですが、日ハムスカウト陣はその素質を高く評価しており、次世代のエース候補の獲得を見事に成功させました。

伸び代と言う観点では、BIG3以上にもあると言われており、2023年の新球場設立の時ぐらいに、日ハムのエースとなり、目標でもあるメジャーに挑戦する姿がとても見える投手だと思います。

 

中日ドラゴンズ

アドゥブライト健太 上武大 (単独指名)

右投右打 東京都出身 外野手

将来的な選手タイプ→日ハム時代陽岱鋼(?)

・ガーナ人の父を持ち、幼い頃は柔道もやっていたという高い身体能力が売りの選手。野球に転向してからもハーフ特有の有り余る身体能力を武器に、3拍子揃った外野手としてプレー。芽が出たのが大学4年時からとやや実績には欠けるものの、自慢の身体能力とポテンシャル高さ、将来性を高く評価されての1位指名でした。

スタンドまで運ぶパワー、50m5秒台の瞬足、強肩や守備範囲の広さも併せ持ち、1年目から開幕スタメンも充分ありえると思います。ドラフト1位とは言えまだまだ発展途上でもあり、身体が更に大きくなればトリプルスリーを狙える選手に成長出来ると思います。一発を狙うスラッガーよりかは、全ての能力に優れた5ツールプレイヤーになりそうです。

大学4年時のわずかな期間でドラ1候補にも躍り出たので、野球の吸収能力というのも高い印象があります。将来的にはドラゴンズの中軸を担う存在になって欲しいです。

 

埼玉西武ライオンズ 

隅田知一郎 西日本工業大学 (4球団競合)

左投左打 長崎県出身 投手

将来的な選手タイプ→DeNA今永

※以前のブログに載せました

 

広島東洋カープ

隅田知一郎×

山下輝×

黒原拓未 関西学院大

左投左打 和歌山県出身 投手

将来的な選手タイプ→De濱口

・大卒左腕投手の抽選を2度外し、3回目の1位入札で獲得したのは、これまた大学生左腕の黒原投手でした。チームとしては、先発左腕の補強という意図が充分汲み取れました。

身長は小柄ながら、投げっぷりの良さが持ち味の投手で、ストレートが強いのが特徴です。変化球のキレも良く、カウントを稼いだら決め球のチェンジアップで三振を奪う攻撃的なスタイルの投手です。立ち上がりと変化球の精度に若干の課題を残しますが、それでも腕の振りが良く、バッターからしたら、同じ腕の振りから球が来る感覚だと思います。

外れ外れ1位ながら、プロのスカウトからの評価も非常に高い投手で、充分即戦力左腕と言える選手だと思います。

 

福岡ソフトバンクホークス

風間球打 ノースアジア大明桜高 (単独)

右投右打 山梨県出身 投手

将来的な選手タイプ→ロッテ佐々木郎希

・ホークスはドラフト会議数日前に高校BIG3の一角、風間投手の指名を公言。そしてドラフト会議当日、風間投手はソフトバンクからの指名となり一本釣りに成功。タイミングも良かったのか、見事公言の作戦が成功しました。

豪快なフォームから投げるストレートは、高校BIG3の中で最も球速が速く、さらに唯一甲子園を経験してる事もあり、大舞台にも強い印象があります。パワー型の投手はソフトバンクが好む傾向があり、先程の達投手同様カラーに合いそうなチームが指名したと思います。

チームに不足していた高卒エース候補を、単独で獲れたのはかなりラッキーだったと言えます。まだまだ荒削りではありますが、ホークスの育成施設に加え、自分の投球スタイルが確立出来たら、球界を代表するエースになる素質は充分備えてると思います。

 

読売ジャイアンツ

隅田知一郎×

翁田大勢 関西国際大 

右投右打 兵庫県出身 投手

将来的な選手タイプ→元ヤクルト林昌勇

・隅田投手4球団競合の末、抽選に敗れた巨人が外れ1位として指名したのは、右サイドスローの豪速球投手の翁田投手でした。

少々予想外の1位指名となりましたが、この投手は2位では残っていない可能性もあります。また、課題でもあるリリーフタイプの投手でもあるので、この1位指名は左右の違いはあれど、納得出来る所もあります。

翁田投手の最速はMAX157キロと、今年のドラフト候補選手の中でもトップクラスに速いストレートが武器の投手で、しかもサイドスローから放たれるというあまり見かけないタイプの速球派投手です。また、本人がリリーフでの登板を希望している事から、1イニングを全力で投げるタイプだと思われます。

球団は先発としての可能性も示唆している模様ですが、個人的にはリリーフで使う方が向いていると思います。今年の広島栗林投手の様に、1年目から課題のクローザーに抜擢される可能性も充分にあると思います。和製林昌勇として、巨人のブルペンを支える存在となって欲しいです。

 

東北楽天ゴールデンイーグルス

吉野創士 昌平高校 (単独)

右投右打 外野手 千葉県出身

将来的な選手タイプ→広島鈴木誠也

・全体的に独自路線となった楽天のドラフトは、1位から予想外の指名となりました。事前の予想では、東北にゆかりのある風間投手、佐藤隼輔投手or右打ちの長距離砲で有薗選手、正木選手辺りが候補としてあがってましたが、まさかの吉野選手を一本釣りしました。

他球団の2位候補と言う声もある中、楽天のウェイバー順、補強ポイントと言う事で見ると、1位で繰り上げて指名は、見事な作戦勝ちとも言えます。

昌平高校では3番打者を努め、高校通算56発の大砲候補。パワーの他に俊足や、強肩も併せ持ち、現状はヤクルト塩見選手に近いです。ですが、身体も出来てきたら、将来的には広島の鈴木誠也選手の様な、右の外野手で4番を打てる素質は充分にある選手です。

良くも悪くもドアスイングなのが特徴で、スイングをどうするかで吉野選手の運命が大きく変わってきます。個人的には、この方法で50本以上のホームランを打ってきたので、継続はして欲しいと思います。

 

阪神タイガース

小園健太×

森木大智 高知高校

右投右打 投手 高知県出身

将来的な選手タイプ→ヤクルト奥川

・1回目の入札で小園投手に行って獲得失敗、続いて指名したのは、ずっと球団が追ってきたとされる森木投手でした。小園投手を外したものの、高卒のドラ1候補を外れ競合なしで獲れたのは、かなりラッキーで阪神にとってはほぼノーダメージと言えるでしょう。

中学時代に軟式球で150キロを投げた事で話題になり、素質の高さはBIG3の中ではトップクラスとも言われております。ただ速いだけではなく球威もあり、加えて大きな曲がりのスライダーは、高校生離れしていると思います。憧れの藤川球児さんと同郷で、ストレートが速いという共通点もあり、先発ではなく抑え候補としての声も上がってます。

タイプ的には西純矢投手にも近いものがあり、未来の阪神のローテ候補として、非常に楽しみな投手の加入となりました。

 

千葉ロッテマリーンズ

松川虎生 市立和歌山高 (単独)

右投右打 捕手 大阪府出身

将来的な選手タイプ→元阪神城島

・風間投手や隅田投手など候補が上がる中、ロッテの1位指名は当日のギリギリまで決まらなかったと言われていました。しかし、1巡目で指名したのは高卒の松川捕手と日ハム、楽天に続き、大方の予想を覆す指名となりました。

ですがロッテから見て、次世代の捕手を獲得したかった所や、ウェイバー順を計算して他球団の予定を崩す作戦をたった1手で行ってしまいました。松川選手を狙っていた球団もあったと思われ、西武ファンの私も2位で残ってたら欲しかった選手で、これはロッテにしてやられた感はありました(佐藤隼輔投手獲れたのはラッキーでしたが)

DeNAに指名された小園投手と幼い頃からずっとバッテリーを組んでおり一流投手の球を受けていた実績、高校通算40発越えのパワーを誇る打てる捕手候補です。将来のタイプには城島さんをあげましたが、柔らかくパンチ力の打撃は右打ちにした西武森選手にも近いとも思いました。ずっとチームメイトだった小園投手と今度は敵同士となりますが、切磋琢磨して、まずら未来のロッテの正捕手、そして2人で日の丸を背負うバッテリーとしてプレーして欲しいです。

 

東京ヤクルトスワローズ

隅田一郎×

山下輝 法政大 (2球団競合)

左投左打 投手 千葉県出身

将来的な選手タイプ→ソフトバンク和田毅

・1度目の入札を外し、2回目で広島との競合で法政大の山下投手を指名しました。隅田投手を外したものの、同じく即戦力として評価の高い山下投手を今度は競合での獲得に成功しました。

がっちりとした体格から放たれるストレートはノビがあり、上背はあまりないものの、真上から来る感覚で、予想以上に角度があるも思われます。また、球の出所が見にくい独特のフォームでもあり、打者からしたらワンテンポ遅れてくる感覚です。ソフトバンクの和田投手や、中日の大野投手の様に、球持ちが良さそうな印象があります。しかし、大学時代にトミージョン手術を経験した事があるとという懸念材料があり、怪我の状態がやや心配です。

トミージョンの状態がやや不安ですが、実力は申し分なく、来年の開幕からローテの一角として投げる力は充分にある投手です。左腕が課題でもある為、補強ポイントにも合致した指名だったと思います。

 

オリックス・バファローズ

木蓮 東北福祉大 (単独)

右投右打 投手 山口県出身

将来的な選手タイプ→オリックス山本由伸

・今年優勝争いを演じているオリックスは、若手野手の活躍や、山本投手、宮城投手のWエースの活躍などが目立ちますが、リリーフの層の薄さが露呈してしまいました。そこで指名したのが、リリーフにも適性を見せる椋木投手でした。

最速154キロのストレートを武器に、多彩な変化球も併せ持つ本格派の投手です。エース山本由伸投手に似たフォームから放たれる球は、ストレート、変化球ともどれも一級品で、的を絞らせないピッチングが持ち味です。中嶋監督は将来のエース候補としてポテンシャルはあると仰っていましたが、現状のオリックスと適性をを考えると、リリーフの方が向いていると感じます。来年から栗林投手の様に、勝利の方程式入りする力はあると思います。

使い方が気になる所で、繰り返しになりますが個人的にはリリーフとしての方が向いていると思います。来年も優勝争いを演じる為、まずは課題のリリーフの補強を、競合無しで獲れた良い1位指名になったと思います。

 

というわけで他11球団の1位を簡単に紹介させて頂きました。予想通りのチーム、意外なチームもありましたが、それぞれ見ると戦略もあって、見応えがありました。以前書いたドラフト戦略の記事とあわせて是非そちらもご覧ください。

それでは