今回はドラフトを振り返る企画なのですが、そのスピンオフ企画をしたいと思います。
僕には3つ下の弟がおり、2010年から日ハムのファンをやっております。
その弟から見ての過去10年のドラフトへの、弟のコメントを思い出して書きます。
日ハムのドラフトのイメージと言うと、甲子園のスターを競合で獲得するイメージがあります。
果たして、10年の間にどんな選手が日ハムに入ったのでしょうか。
2010年 6人
1位 斎藤佑樹 投手 早稲田大
4位 榎下陽大 投手 九州産業大
6位 齊藤勝 投手 セガサミー
「2位で西川を獲れたのが良かった。(弟も野球をやっており)西川のプレーをいつも参考にしている。3位以下がもう少し活躍して欲しかった。」
2011年 7人(事実上6人)
3位 石川慎吾 外野手 東大阪大柏原高
4位 近藤健介 捕手 横浜高
5位 森内寿春 投手 JR東日本
「1位の菅野が入団拒否の為、実質2位の松本が1位指名。結果論だけど、近藤と上沢を獲れて良かった。松本剛は内外守れる便利屋としてこれからもやって欲しい。菅野や大嶋とかある意味話題性があったドラフト」
2012年 7人
3位 鍵谷陽平 投手 中央大
4位 宇佐美塁大 内野手 広島工業高
5位 新垣勇人 投手 東芝
6位 屋宜照悟 投手 JX-ENEOS
7位 河野秀数 投手 新日鉄住金広畑
「とにかく大谷翔平のドラフト。大谷と2位以下の差がありすぎた。3位の鍵谷はどこでも投げられるからいてくれて助かる。この数年後に6位の屋宜でヤクルトのドラ1杉浦をトレードするとは思わなかった。」
2013年 8人
4位 高梨裕稔 投手 山梨学院大
5位 金平将至 投手 東海理化大
6位 白村明弘 投手 慶應大
8位 石川亮 捕手 帝京高
「シーズンからくじ引きを3回外すまで、この年はとにかく全てがダメだった。ただ個人的に欲しかった岡大海を獲れて嬉しい。時間はかかったが渡邉が成長してくれて良かった。高梨は18年のライオンズ打線を7回0点に抑えたから実質パリーグナンバーワン投手(笑)」
2014年 9人
1位 有原航平 投手 早稲田大
2位 清水優心 捕手 九州国際大付高
3位 浅間大基 外野手 横浜高
4位 石川直也 投手 山形中央高
5位 瀬川隼郎 投手 室蘭シャークス
6位 立田将太 投手 大和広陵高
7位 高浜祐仁 内野手 横浜高
8位 太田賢吾 内野手 川越工高
9位 佐藤正尭 捕手 愛知啓成高
「4球団競合で有原を獲得できたのは大きかった。これからは栗山監督じゃなくて、社長がくじ引きを引いてください。浅間は今の推しメンの1人。怪我が無かったら確実に1番タイプのスター」
2015年 8人
1位 上原健太 投手 明治大
2位 加藤貴之 投手 新日鉄住金かずさマジック
3位 井口和朋 投手 東農大北海道オホーツク
6位 横尾俊建 内野手 慶応大
7位 吉田侑樹 投手 東海大
8位 姫野優也 外野手 大阪偕星学園高
「1位の上原は外れ外れ1位とはいえ、成績は少し物足りない。今のファイターズでは平沼の成長が楽しみの1つ。本当は横尾に中軸を張ってもらいたい。姫野が使えるようになったら面白い」
2016年 9人(事実上8人)
1位 堀瑞輝 投手 広島新庄高
2位 石井一成 内野手 早稲田大
3位 高良一輝 投手 九州産業大
4位 森山恵佑 外野手 専修大
5位 高山優希 投手 大阪桐蔭高
7位 郡拓也 捕手 帝京高
8位 玉井大翔 投手 新日鉄住金かずさマジック
9位 今井順之助 内野手 中京高
「当時は田中正義が競合でも欲しかったが、今となっては堀で良かった。ただショートスターターであの素材を潰さないで欲しい。2位の石井はもう少し三振を減らして欲しい。全体的に少し寂しい指名。西武4位の鈴木将平は欲しかった。」
2017年 7人
2位 西村天裕 投手 NTT東日本
3位 田中瑛斗 投手 柳ヶ浦高
5位 北浦竜次 投手 白鴎大足利高
6位 鈴木遼太郎 投手 東北学院大
7位 宮台康平 投手 東京大
「(7球団競合で獲得の清宮に対し)まさに木田優夫様々。怪我もあり、同級生の村上が活躍しているが焦らずやって欲しい。全体的に即戦力という訳ではないので、じっくり育って欲しい。西武2位指名の西川を獲られて悔しかった。
ドラフト指名後に鈴木と対戦する機会があって、これがプロの球かと衝撃だった。」
2018年 8人
1位 吉田輝星 投手 金足農高
3位 生田目翼 投手 日本通運
4位 万波中正 外野手 横浜高
6位 田宮裕涼 捕手 成田高
7位 福田俊 投手 星槎道都大
育1 海老原一佳 外野手 富山GRNサンダーバーズ
「分かりやすいミーハードラフト。根尾を外して次が吉田とは思わなかった。高卒は同級生の選手なのでみんな頑張って欲しい。野村はもっと身体を大きくして、万波は確実性をもっとつけて欲しい。おそらく球団史上初の育成ドラフトの海老原はもしかしたら大化けしそう」
2019年 10人
1位 河野竜生 投手 JFE西日本
2位 立野和明 投手 東海理化
3位 上野響平 内野手 京都国際高
5位 望月大希 投手 創価大
6位 梅林優貴 捕手 広島文化学園大
7位 片岡奨人 外野手 東日本国際大
育1 宮田輝星 外野手 福岡大
育2 樋口龍之介 内野手 新潟アルビレックスBC
育3 長谷川凌汰 投手 新潟アルビレックスBC
「社会人の選手がほとんどなのでテレビでは見た事はほとんどないが、おそらく即戦力として使われる。鈴木は良い投手だと思う。
河野が先発、鈴木と立野が中継ぎで入ってくれれば」
以上でございます。弟が言っていた事なので、記憶が曖昧な所もあると思いますが、日ハムの指名を振り返りました。
甲子園のスターを指名して、ドラフトの話題を常にかっさらうイメージのある球団ですが、19年は稀に見るほぼ即戦力ドラフトでしたね。
果たしてどんな結果を残すのでしょうか。
今回はこの辺で
p.s.
良い年と悪い年の差がはっきりしてるイメージ