今週のライオンズ 2020年6月30〜7月5日

6月30日(火)VSオリックス・バファローズ

先発 高橋光成(西)  アルバース(オ) 3-2○

7 鈴木将平

6 源田壮亮

2 森友哉

3 山川穂高

4 外崎修汰

5 中村剛也

D 栗山巧

9 木村文紀

8 金子侑司

オリックスを迎えての6連戦。オリックスの先発はライオンズが苦手意識のあるアルバース投手。予想通り内角を攻められ中々ランナーを出せない中、4回に均衡を破る栗山選手の先制タイムリーヒット。やはりここぞの場面でのベテランは本当に頼りになります。ライオンズ先発の光成投手はストレートも走っており、変化球と共にコーナーに決まり、まとまったピッチング。前回の得点後の失点の課題を克服できた投球内容だった。7回で100球を超えたあたりから打たれてしまい降板となったが、次回は7回以上抑えてくれる事を期待したい。ただ、18年から正尚選手には苦手意識がある模様。

辻監督もインタビューで仰ってたが、例年と違い今のライオンズは投手陣が頑張ってくれている。あとはいつもの打線が奮起して噛み合えば、言わずもがな優勝に近づける事間違いなし。

 

7月1日(水)VSオリックス・バファローズ

先発 今井達也(西)  鈴木優(オ)  0-6●

7 スパンジェンバーグ

6 源田壮亮

2 森友哉

3 山川穂高

4 外崎修汰

5 中村剛也

D 栗山巧

9 川越誠司

8 金子侑司

オリックスにとっては連敗を7で止め長いトンネルを抜け出した試合。5回まではお互いの両先発が好投を続け膠着状態が続く。6回にライオンズ先発今井投手が2番安達選手に四球を与える。この時点で何か嫌な予感はしたが、悪い予感程当たるもので、続く正尚選手に均衡を破る2ランホームランを打たれる。結果これが決勝点となってしまったが、この2点で抑えてくれれば充分逆転のチャンスも残されていた。その後も切り替える事が出来ず出塁を許してしまい、変わった宮川投手も流れを止める事は出来なかった。投手陣が今年安定している中、今井投手が思うようなピッチングが出来てない様に見える為、早いうちに一度好調な選手と入れ替えて、2軍で調整して欲しいかなと思う。

打線もオリックス先発の鈴木優投手の丁寧なピッチングで抑えられ、継投での完封リレーで大敗、プロ初勝利を献上する形となってしまった。ただ3回裏ノーアウト一、二塁のチャンスで金子選手に送りバントの指示を出して欲しかった。あそこで点を取っていたら試合の展開は全く違うものになってたかも知れない。

たらればは良くないが、今日の試合は完敗としか言いようがない。切り替えて明日戦って欲しいです。

そしてオリックスの鈴木優投手、プロ初勝利おめでとうございます。素晴らしいピッチングでした。次戦う時は、今度は打たせて貰います。

 

7月2日(木)VSオリックス・バファローズ

先発 本田圭佑(西)  山崎福也(オ)  9-5◯

7 スパンジェンバーグ

6 源田壮亮

2 森友哉

3 山川穂高

4 外崎修汰

5 中村剛也

D 栗山巧

9 木村文紀

8 金子侑司

・激しいシーソーゲームを制した試合。ミスをした選手は取り返そうと必死になるとは聞くが、両助っ人のプレーが明暗を分けた印象があった。初回スパンジェンバーグ選手のまずい守備があり2失点。その影響もあってかリズムに乗れず、先発本田投手は5回持たずに降板となった。しかし、3回スパンジェンバーグ選手と森選手のホームラン2本であっさり同点。5回の一時逆転のきっかけを作ったのは、これまたスパンジェンバーグ選手のスリーベースから。この際に今度はジョーンズ選手のまずい守備が露呈してしまった。比較する訳では無いが、ジョーンズ選手は今日無安打、8回にも返球が遅いなどブレーキになった印象。

また、今日の試合は両軍の采配が随所で的中。緊迫している場面では1つのプレーが勝敗を分ける事にもなるので、紙一重でこのゲームを取る事が出来たと思う。

ここまで安定していた中継ぎ陣は、ライオンズは平井投手が初失点、ギャレット投手もピンチを作るなど疲れが見え始めてる様子。明日のニール投手には出来るだけ長いイニングを投げて貰って少しでも負担を軽減させて欲しい。

 

7月3日(金)VSオリックス・バファローズ

先発 ニール(西)  榊原翼(オ)  4-4△

7 スパンジェンバーグ

6 源田壮亮

2 森友哉

3 山川穂高

4 外崎修汰

5 中村剛也

D 栗山巧

9 木村文紀

8 川越誠司

・今日はほとんど見れなかった為、簡単に振り返ります。先発ニール投手は2試合連続で4失点の内容。他球団に研究されてきたのか、ニール投手らしいピッチングとは言えなかったと思う。

打線の方は復調の兆しが少しずつ見えてきた印象。源田選手猛打賞や、スパンジェンバーグ選手の盗塁とタイムリー、中村選手のホームランなど、持ち味を発揮できたと思う。また、ベテランの栗山選手が今日現在で首位打者の好調。勿論嬉しい事だが、逆を言うと彼を超える若手が出てきて欲しい。その中で、川越選手がプロ初安打とレギュラーへの一歩を踏み出した。

負け試合を引き分に持ち込んだので、勝ちに等しい引き分けだと思う。

 

7月4日(土)VSオリックス・バファローズ

先発 松本航(西)  田嶋大樹(オ)  3-4●

7 スパンジェンバーグ

6 源田壮亮

4 外崎修汰

3 山川穂高

2 森友哉

5 中村剛也

D 栗山巧

9 木村文紀

8 金子侑司

・ランナーを溜めて、中軸でホームラン。オリックスにとっては理想的な逆転劇だった。8回の守りの場面、いつものギャレット投手ではなく、森脇投手だった。ここ最近の疲労を考えたら悪くない選択。しかし、森脇投手の調子が良くなく、大城選手にタイムリー。正尚選手が変わった小川投手から逆転ツーランホームラン。結果的に打たれてしまったが、継投は間違ってなかったと思う。逆に左のリリーフが、右の方が得意な小川投手と、先発調整の話がある浜屋投手のみ置くライオンズの準備が悪かったと思う。

先発の松本投手は前回のピッチングとは比べ物にならないくらい素晴らしいピッチング。本来の真っ直ぐで空振りが取れるストレートを軸に失点はホームランによる1点のみ。7回1失点のナイスピッチングだった。

8.9回の限られた攻撃でランナーは出すものの、あと一本が出ず悔しい逆転負けとなってしまった。今日の松本投手のピッチングには勝ちをつけてあげたかった。

 

7月4日(日)VSオリックス・バファローズ

先発 與座海人(西)  山本由伸(オ)  5-8●

7 スパンジェンバーグ

6 源田壮亮

4 外崎修汰

3 山川穂高

2 森友哉

5 中村剛也

D 栗山巧

9 木村文紀

8 川越誠司

・またもや與座投手にプロ初勝利をつける事が出来なかった。6回途中3失点とまずまず試合を作ってくれたが、相手が球界を代表する山本由伸投手だった事もあり、相手が悪かったとも言えるゲームだった。あとを継いだ田村投手が4失点と中継ぎの役割を果たせず、大敗を喫してしまった。正直田村投手は投げるたび失点してるイメージがあるので、まず与えられた場面をしっかりゼロで抑えてもらいたい。

打線も5回の無死一二塁のチャンスで三者凡退となってしまい、唯一の得点のチャンスを活かせなかった。オリックスサイドがエラー3個してるのにも関わらず、相手のミスから得点を奪う事が出来ないのが今の打線の流れの悪さを物語ってるかも知れない。

ただ最終回に3点取り、抑えのディクソン投手を引きずり出す、負けてはしまったが最後まで諦めない姿勢は見れて良かった。

 

今週を振り返って 2勝3敗1引き分け

・今週を振り返えると西武、オリックス共にエラーの数が多すぎた。失点に絡むエラーもあり、打ち取った打球をしっかり処理しなければ当然投手のリズムやテンポが崩れてしまう。派手なプレーはいらないので、堅実なプレーを心掛け課題点として修正して欲しい。

ライオンズ的に見たら、打線の好不調の差が激しい印象。大量得点を奪える時は良いのだが、ヒットすら出ない試合もあり、去年一昨年の様な猛威はまだ感じない。森選手、山川選手がまだまだ本調子ではないが、彼ら程の一流選手なら復調するもの時間の問題だと信じたい。また、源田選手が少し復調してきたもの朗報。

対してオリックスサイドは、宗選手の1番起用、ポジションの編成を経てジョーンズ選手がDHに収まってから良い戦いが出来ていると思う。打線に勢いが生まれ、かつ守備力も向上した印象。現在最下位に沈むオリックスだが、ここから浮上してくる可能性も充分にある為、引き続き警戒が必要。

オリックス戦のイメージは正尚選手、T-岡田選手、山本由伸投手、アルバース投手など抑えられたり、打たれたり苦手な選手がはっきりしている。そこに新たに鈴木優投手とロドリゲス選手も苦手意識のある選手として加えない様に次のオリックス戦までに対策を練って頂きたい。

次は戦いの舞台をZOZOマリンフィールドに移してのロッテ6連戦。本拠地というアドバンテージがない初の6連戦。しかも、好調のロッテ、楽天と続く為、厳しい戦いが予想される。

一つでも多くの試合を取り、所沢に戻れる様にしたい。

 

今週の個人的MVP

投手 ギャレット

野手 栗山巧

 

Leolution!

ライオンズ3連覇へ