いよいよ明日、2020年度のドラフト会議が開催されます。今年はコロナウイルスの影響から、多くの公式戦が中止となり、特に高校生を判断する夏の甲子園が中止になりました。なので今年は、大学生に人気が集中しそうです。
というわけで、ライオンズファンの私が26日のドラフトの指名選手を予想させて頂きました。
どちらかと言うと、私が欲しい選手中心で考えさせて頂きます。では注目の1位指名からどうぞ。
1位指名 佐藤輝明 内野手 近大
指名予想球団 オ、巨、阪、ソ
・今年の注目の目玉の1人。例年は過度な競合を避けるライオンズですが、今年は競合で獲りにいくのでは無いでしょうか。それ程魅力のあらこの選手は、助っ人外国人と思わせる豪快なスイングが最大の魅力のNo1スラッガー。常にホームランを狙うその姿勢は、まさに天性のホームランアーティスト。また、大柄な身体に似合わず、足も速く、外野もこなせる器用さも◎。ライオンズ的には外野にコンバートして中軸を任せたい。
ここからは佐藤選手が獲れた時、獲れなかった時に分けて予想します。
パターンA→佐藤選手を競合獲得。
パターンB→佐藤選手の抽選に外れる。
まずはパターンAから行きます。
パターンA
2位指名 五十幡亮汰 外野手 中央大
・これが実現したら、13年以来の野手1、2位指名となります。今シーズンライオンズは1番センターのポジションを固め切る事が出来ませんでした。そこで大学で1番センターを務めた五十幡選手を獲得すれば、課題だったセンターを一気に固める事が出来ます。また、個人的にプレースタイルがレッズ秋山選手に近いものを感じます。俊足を活かした守備力も高い為、ライオンズの守備力も上がる事も期待出来そうです。
3位指名 高野脩汰 投手 関西大
・キレとノビを併せ持つ綺麗なストレートを投げるサウスポー。ゲームメイク能力にも優れるタイプ。他球団の2位指名も充分予想される中、指名出来ればかなりラッキーだと思います。
・柔らかさも兼ね備える右の強打者。プレースタイル、出身校から西武中村選手の様な強打のサードになれる素質は充分あり。まだ強打のサードという点で、花咲の井上選手、履正社の小深田選手らも魅力があります。
・前田健太投手の様なタイプの制球力に優れたまとまったタイプの右投手。変化球が多彩で中日も狙っている素材。
6位指名 松本隆之介 投手 横浜高
・流れる様なフォームからキレのある球を投げる先発タイプのサウスポー。一つ上の代に井上投手がいるので、左右で未来のダブルエースになって欲しいと期待。
7位指名 石井大智 投手 独立リーグ高知
・速いストレートとシンカーが武器の独立最強の先発投手。去年もドラフト候補に挙がってた。近年は独立の選手も上位指名も珍しくもなく、それ程魅力のある投手。
8位指名 戸田懐生 投手 独立リーグ徳島
・投低打高の独立リーグにおいて防御率0点台を記録した徳島の守護神。ヤクルト小川投手の様なフォームから勢いのある球を投げる。増田投手FAの問題もあるので、抑え候補としても面白そうです。
続いてBパターンです
外れ1位 鈴木昭汰 投手 法政大
・制球力にやや課題は残すも、力強いストレート、スライダー、ツーシームを武器とするパワー型のサウスポー。総合力は早大早川投手の方が上かもしれないが、爆発力は鈴木投手の方が上の印象があります。かつて西武にした菊池雄星投手の様な投手に育ってくれると思います。
・1位で佐藤選手を外してしまった為、中軸を任せられそうな大型外野手が欲しい。僕の友人もオススメしてる選手でもあり、フルスイングが魅力の選手。三振も多いが、流れを変える一打を放つ事が出来る選手だと思います。
3位指名 大江克哉 投手 NTT西日本
・ロッテ石川投手の様な打たせて取るタイプの右投手。右投手ながら左打者にも強そうなピッチャー。先発完投型なので、手薄なライオンズ先発陣に1年目から割って入る力は充分にあると思います。
・先述の通り
5位指名 逢沢崚介 外野手 トヨタ自動車
・先程の五十幡選手と似た1番センタータイプ。年齢はこちらの方が高いが、実績は逢沢選手の方が上と感じました。ずっと名門チームでプレーして来た経験も武器。トヨタ自動車という事で、源田選手の後輩にあたります。トヨタ出身の1、2番コンビで組ませたらやりやすいのではないでしょうか?
・スピンの効いたストレートと曲りの大きな変化球を投げる本格派タイプの先発投手。高校生としては完成度が高い為、巨人戸郷投手の様に比較的早い段階で上がってくる可能性も充分あります。
7位 戸田懐生 投手 独立リーグ徳島
・先述の通り
以上でございます。
パターンAは野手を中心に若手と即戦力をバランス良く指名、パターンBはA以上に今のライオンズにとっての弱点を補う指名となりました。その分Bの方が少し年齢は高くなりましたね。
いよいよ運命のドラフトまであと少しとなりました。ライオンズは公言をしていませんので、名前が挙がるまでワクワクした気持ちで楽しみにしていたいと思います。
p.s.
来年の戦いはここから始まっている