今年のドラフトについて本気出して考えてみた パリーグ編

お久しぶりです。筆者のくまでございます。

今年はとある新しい事に挑戦していたので、ブログの更新が数ヶ月ストップしていました。

久々に書きます。

 

さて、今年のプロ野球はもうすぐシーズン終了を迎え、徐々に順位が決まりつつあります。

そんな中、プロ野球ファンにとって次なるイベントはやはりドラフト会議。来期の戦力を獲得する為の会議の開催まであと僅かとなりました。

 

私が応援してる我が埼玉西武ライオンズは、開幕から怪我人、不振に見舞われ、このブログを書いている時点で5位と、辻政権ワーストの位置にいます。

7月末には、辻政権初の野手を絡めたトレードを行いましたが、現状起爆剤となっている気配はありません。

 

その為、去年今年と低迷してるチームの立て直し、チーム力を上げるには、まずドラフト戦略というものが必要になってきます。

ということで今回は、2021年のドラフトを個人的に本気で予想してみました。まずはパリーグ編です。

正直、全てを把握出来ておりませんし、下位指名が特に自身はありせんが、あくまで個人的な意見の記事になると思いますので、良かったら最後まで読んでいってください。

(順位は10月1日現在のものにしています。ウェイバー順は今年はセリーグが優先になっています)

 

北海道日本ハムファイターズ

(ウェイバー全体14番目)

個人的な補強ポイント

①8.9回を任せられるリリーフ

②捕手

③二遊間

④両翼を任せられる打撃型外野手

 

1位 風間球打 投手 ノースアジア大明桜高

外れ1位 赤星優志 投手 日本大

2位 古賀悠斗 捕手 中央大

3位 水野達稀 内野手 JR四国

4位 松浦慶斗 投手 大阪桐蔭

5位 西垣雅矢 投手 早稲田大

6位 菅田大介 外野手 JR東日本

7位 手塚周  投手  SUBARU

・日ハムは「その年のNo1を指名する」為、今年の1位は風間投手と予想します。タイプ的にも日ハムが好みそうな投手なので、ここは来るのかなと思います。また、監督交代の噂、そして新球場移設に伴って、一緒に成長する為のエース候補を獲ると予想しました。

2位以降は弱点を補う指名と予想しました。ウェイバー順もあり、2位で即戦力捕手の古賀選手、3位に社会人No1内野手の水野選手で考えました。特に水野選手は、源田選手の様に一年目からショートのレギュラーとなる可能性は充分あります。

ただ古賀選手は、捕手不足のチームの中で人気の出そうな選手の為、外れ1位で獲られる可能性もあります。その為2位で水野選手、4〜5位辺りで早稲田大岩本選手、愛知大安田選手辺りを獲るパターンがあるかも知れません。

全体的に日ハムにしては、即戦力が多い指名です。下位指名の5位、7位で日ハムらしいリリーフの掘り出し物で出てくると思います。

未来の投資より、現状の底上げ中心の指名となると思います。

 

埼玉西武ライオンズ

(ウェイバー順全体16番目)

個人的な補強ポイント

①先発左腕

②高卒の先発タイプ

③若い捕手

④未来の正二塁手候補

⑤即戦力外野手

 

1位 隅田知一郎 投手 西日本工業大

外れ1位 山田龍聖 投手 JR東日本

2位 松川虎生 捕手 私立和歌山高

3位 石森大誠 投手 火の国サラマンダーズ

4位 竹山日向 投手 享栄高

5位 山城響  内野手 富士大

6位 森井絃斗 投手  セガサミー

7位 前田銀治 外野手 三島南高

・先日渡辺GMより「今年のドラフトは10名程度」との発言がありました。恐らく本指名、育成指名合わせて10名程度の事なので、本指名で7名と予想しました。

西武は昨年、野手ドラフトを決行した為、投手多めの指名としました。まず1位は即戦力サウスポーという事で、西武にはいないパワー型の隅田投手にしました。上手くいけば単独で獲れる可能性もあります。2位の松川選手は森選手のFA問題もあり、タイプ的に西武が好みそうなパンチ力のあるタイプの攻撃型捕手となります。

3位は火の国サラマンダーズの石森投手を大抜擢しました。近年の西武は独立出身な選手を上位で獲る事も珍しくなく、その例に漏れず、高い評価を下してると思います。

4位の竹山投手はこの順位で残っていればかなりラッキーとも言える投手です。

中々バライティに富んだ指名となりましたが、贔屓チームながらどんなドラフトをするか分からないので、サプライズが当日あるかも知れません。

(個人的には昌平高校の吉野選手、大阪桐蔭松浦、池田選手がが欲しいです)

 

福岡ソフトバンクホークス

(ウェイバー順全体18番目)

個人的補強ポイント

①先発左腕

②二遊間(特にショート)

③高卒のエース候補

④内野で大砲タイプの選手

⑤若手外野手

 

1位 佐藤隼輔 投手 筑波大

外れ1位 山下輝 投手 法政大

2位 梶原昂希 外野手 神奈川大

3位 池田陵馬 外野手 大阪桐蔭

4位 粟飯原龍之介 内野手 東京学芸館高

5位 金子京介 内野手 盛岡大附属高

・ここまで王者ソフトバンクが、Bクラス転落とまさかの展開となっております。

一部報道では、「1位森木投手」の声もありますが、現状の補強優先ポイントを考えて即戦力左腕にしました。現状、左の先発がほぼ和田投手のみと、かなり苦しい状態です。

正直な所、ウェイバー次第、クジ次第と言ってしまえばそこまでですが、補強ポイントを補いつつ、ソフトバンクが好みそうなタイプの選手を抽出しました。

特筆すべきは2位の梶原選手です。梶原選手は「神奈川大のギータ」とも呼ばれており、タイプとしてはそれこそ柳田選手に近く、柳田二世になれる素質は充分あります。潜在能力を買って、2位で指名すると思われます。

3位以降でも課題でもあるポジションを埋める指名を行うと思います。ショートを粟飯原選手で、さらにはパンチ力のある金子、池田選手らを指名するのではと予想します。

 

 

東北楽天ゴールデンイーグルス

(ウェイバー順全体20番目)

個人的補強ポイント

①先発左腕

②捕手

③右の大砲候補

④全体的に右打者

 

1位 風間球打 投手 ノースアジア大明桜高

外れ1位 達考太 投手 天理高

2位 鈴木勇斗 投手 創価

3位 福元悠真 外野手 大阪商業大

4位 德丸天晴 外野手 智弁和歌山

5位 辻野雄大 捕手 Honda

6位 滝口琉偉 投手 日大山形

・1位指名は石井GM兼任監督が風間投手と公言との情報あり。したがって、ほぼ確実に競合となります。しかし、東北に縁のある豪速球投手の為、競合覚悟での指名は楽天から見ても充分価値はあると思います。しかし、外れ1位が全く読めません。一応、達投手にはしましたが、思い切った方向転換もあるので、その場の状況次第になる可能性も充分あります。

2位以降は投打共に、弱点を補うドラフト。2位の鈴木投手、4位の福元選手辺りは、楽天のカラーとマッチしそうなタイプの選手だと思います。

3位福元選手、4位徳丸選手は課題の右打ちの長距離砲候補です。2枚獲っても良いと判断しました。特に德丸選手は2年先輩の黒川選手がいる為、徳丸選手にとってやりやすい環境で、右打ちの生え抜きスラッガーを育てる事を意図とした指名となっております。

5位の辻野選手はチームに足りない左打ちの即戦力捕手、6位の滝口選手は地元東北の選手ともあり、投打、出身地、最終学歴のバランスの良い指名になると思います。

 

千葉ロッテマリーンズ

(ウェイバー順22番目)

個人的補強ポイント

①先発・中継ぎ左腕(優先はリリーフ?)

②若手捕手

③中村選手の後の正二塁手候補

 

1位 佐藤隼輔 投手 筑波大

外れ1位 山下輝 投手 法政大

2位 木村大成 投手  北海高校

3位 池田来翔 内野手 國學院大

4位 石田隼都 投手 東海大相模

5位 深沢鳳介 投手 専大松戸

6位 高木翔斗 捕手 県岐阜商業高

・現在優勝争いをしているロッテは、投打共にバランスが良く、若手中堅ベテランと、まとまりも良く見えます。補強も的確であり、オリックスとの熾烈な優勝争いを演じております。

その中で補強ポイントを挙げるとすると、上記の3つになるかなと思います。

ロッテは20年、21年と優勝争いを演じている為、来年も優勝を狙うという意味から、1位は大学No1の佐藤投手で予想しました。競合でいく余裕もありますし、何よりロッテはくじ運の良さがある為、競合覚悟で行っても良いと思います。

現状の戦力で戦いつつ、1位は即戦力。2位以下は未来への投資を行うドラフト、投手に限って言うと左が多めの指名になるのかなと思います。

 

オリックス・バファローズ

(ウェイバー順全体24番目)

個人的補強ポイント

①8.9回を任せられるリリーフ(特に守護神)

②内野の長距離砲(高卒)

③パンチ力のある外野手

④即戦力二遊間

 

1位 正木智也 外野手 慶應義塾

外れ1位 有薗直輝 内野手 千葉学芸高

2位 鵜飼航丞 外野手 駒沢大

3位 柴田大地 投手 日本通運

4位 田村俊介  投手 愛工大名電

5位 岩本久重  捕手 早稲田大

6位 長谷川稜佑 投手 青森大学

・今年下馬評を覆し、優勝争いをしているオリックスは、主に15年以降指名した選手がメインとなって戦えています。その中で、課題も見えてきた。

オリックスは先発陣は良いものの、リリーフが課題となっております。特に試合を締める守護神がいない印象です。助っ人は獲るとして、ここは3位の柴田投手、6位の長谷川投手あたりが、16年黒木投手の様にリリーフで開幕から投げられれば、かなり盤石になると思います。

また、1〜2位でパンチ力のあるタイプの野手を選びました。吉田選手の今後の去就、杉本選手の年齢等を加味した上での早めの野手指名としました。

全体的に派手さはないものの、オリックスの課題点を優先的に考慮した指名とさせて頂きました。

 

 

はい、というわけでまずはパリーグ6球団の予想でございました。全体的に弱点を補う指名が多かったと思います。

この選手は早いとか、逆に遅すぎるとかあると思いますが、次回のセリーグ編もよろしくお願いします。

 

p.s. ブログのタイトルの意味が分かったらあなたはラバッパー