先日2024年度のドラフト会議が終了しました。
今年もドラフト会議の結果の記事を書きます。
最近は年1でドラフトの記事しか書いていない様な感じですが、どんな選手が指名されたのか自分の言葉で表現するのが楽しいので、書かせて頂きます。
まずは毎年言ってますが、指名された全14名の選手の皆様、ようこそ埼玉西武ライオンズへ!
皆様の入団を心から歓迎致します。
昨年は投手ドラフトを敢行し、見事3球団競合で武内投手を獲得に成功。その武内投手が10勝をマークするなど、競合する程の実力を遺憾無く発揮してくれました。
今年は歴史的打撃不振に陥った為、野手ドラフトが予想されます。また1位指名は4年振りに公表がなく、全体でも広島のみ公言した形となりました。各球団情報戦の様相を呈す形となった今年のドラフト会議、果たしてどんな選手の交渉権を獲得したのか?
1位から確認していきましょう。
1回目の入札→宗山塁(5球団競合失敗)
2回目の入札→石塚裕惺(2球団競合失敗)
1位 齋藤大翔 内野手 右投右打
金沢高 石川県出身
将来的な選手タイプ→ソフトバンク今宮
・初回入札で明大の宗山、2回目の入札で石塚両選手を競合での獲得に失敗。ライオンズが現行のドラフト制度では初となる2回クジを外す不名誉な記録を作った中、ハズレハズレ1位とした指名したのが金沢高校のショート齋藤選手。
3回目の入札でソフトバンクも残っており、ショートを狙ってそうな雰囲気の中、ライオンズも次世代ショートを優先的に確保する為に、3回目もショートの選手を入札しました。
齋藤選手は身体能力の高さに秀でた、アグレッシブなプレーが持ち味の大型ショート。堅実な守備と言うよりかは、強肩と全身のバネを生かしたアクロバットな守備で魅せるタイプの選手です。50m6.1秒、高校通算18発と俊足とパンチ力もあり、身体が出来てくれば三拍子揃ったアスリート型のショートとして活躍してくれそうです。またバッティングも勝負強さがあり、この手にありがちな打撃に難のあるタイプではないもの高評価ポイントです。
宗山→石塚→齋藤と正直スケール感はだんだん小さくはなりますが、逆に伸び代や身体能力は齋藤選手の方が上だと感じており、既に先に指名されたショートにライバル心を燃やしている為、是非彼らに追いつき追い越せる選手になれる様に頑張って貰いたいです。
我がライオンズには憧れの選手の1人でもある源田選手も在籍しています。彼の守備を吸収して、数年後は未来のショートのレギュラーとして大いに期待したいです。
2位 渡部聖弥 外野手兼内野手 右投右打
将来的な選手タイプ→元オリックス、巨人谷
・ロッテ1位の西川選手と並び、大学球界屈指のスラッガー呼び声高い右の強打者。本来1位で呼ばれてもおかしくない選手ですが、先述の通りソフトバンクとの入札と2位ウェイバーなどの駆け引きで、補強ポイントの優先度を計算して結果、齋藤→渡部の順番で、見事2巡目で獲得成功。これは見事な戦略勝ちで実質ドラ1を2人獲れた様な結果となりました。
「ムキムキマン」の異名を取り、がっちりした体格から放つ長打が魅力の選手で、リーグ最多のホームランを放ったり、首位打者や大学通算100安打以上を記録しているパワーとミート力を併せ持つ打撃が持ち味。
また俊足に強肩、本職の外野だけでなくサードも守れる器用さもあり、使う側としては非常に使い易い5ツールプレイヤー。
一方で 関西六大学通算安打新記録のかかった打席で自ら送りバントを決めるなど、チームの為に自己犠牲を厭わないフォアザチームの姿勢も評価ポイント。
オリックスや巨人で活躍した谷氏の全盛期の様に、簡単に長打を打てる技術とポイントを持っている選手なので、1年目からの開幕スタメンも充分に狙える選手。しかも外野でも内野でもプレー出来るので、どこのポジションで出場するのかの予想も楽しませてくれる大型外野手の獲得に成功しました。ここの指名は非常に大きい。
負けず嫌いでなんでも1番を取りたいという性格もプロ向きで、高校のチームメイトの宗山選手が1位だったのに対し、2位だった事に悔しさを顕にしていました。その借りを返す舞台はプロで必ず用意されているはずです。
3位 狩生聖真 投手 右投右打
将来的な選手タイプ→広島森下
・2022年ドラフト2位指名を受けた現西武の古川外野手の2つ下の後輩で、最速150キロのストレートを誇る右の本格派投手。
佐伯鶴城高の監督さんがかつて源田選手や、広島の森下投手を指導経験があり、その森下投手の高校時代よりも上だと言わしめる程の、高校生離れした完成度の高さが売りの投手。
森下投手と同様、綺麗なフォームから放たれる、これまた綺麗な球筋のストレートに大きく曲がるカーブを投げ分けゲームを作ります。制球も良く、失敗するイメージが全く沸かない投手です。
良く高校生で完成度の高い投手はプロでは伸びないなどと言われていますが、完成度の高さもありつつその上で伸び代の高さも感じさせるなど、将来が非常に楽しみな先発候補。今はまだ細いですが、数年後は広島森下投手の様に、ストレートとカーブのコンビネーションで、パリーグの強打者達をキリキリ舞いさせて欲しいです。
4位 林冠臣(リンクァンチェン) 外野手 右投右打
日南学園高→日本経済大 台湾出身
将来的な選手タイプ→アーロン・ジャッジ
・台湾からやって来た、規格外のスケール感を持つ強打の右打ち外野手。
195cm、105kgの恵まれた体格に加え、大学入学後に本格的に取り組んだというウエイトトレーニングで作り上げた、鎧の様な筋骨隆々な肉体から放たれる強烈な打球が持ち味。
守備力にやや課題があるのか、大学ではもっぱらDHでの出場で、打撃で貢献するまさにパリーグ向きの選手だと言えます。こう言うロマンに全振りした様な選手は、個人的に大好きですね。
同じ大卒外野手の渡部選手と比較すると、渡部選手が打撃技術だけでなく、守備走塁もこなせるオールラウンダーですが、林選手は打撃に特化したタイプの選手で、バッティングだけなら渡部選手を超える成績を残す可能性も充分あります。
日本のプロ野球で活躍するという夢を持っており、プロ入りへのこだわりも強い選手です。その為に海を渡り、高校時代含めて7年間日本でプレーをしました。そして遂に鍛え上げた肉体とパワーを武器にプロへの扉を開きました。ライオンズの課題の長距離砲として、日本の舞台で大暴れしてもらいたいです。
5位 篠原響 投手 右投右打
将来的な選手タイプ→ソフトバンク有原?
・最速148キロのストレートでグイグイ押していく本格派右腕。出身は愛知県ですが、高校は親元離れ福井の高校を選んで入学しました。
高校入学後は1年秋からベンチ入りし、学年が上がる毎に着実に成長。3年になった今年はチームのエースを務め、北陸の強豪チームとの対戦を経て、見事ドラフト指名を掴み取りました。
投手としてはコーナーに決まれば糸を引く様なストレートを軸に、フォーク、ウイニングショットの鋭く曲がるスライダーを投げます。またランナーが出た時のクイックが1秒を切る高速クイックだったり、独特の間の取り方の持ち主だったり、相手の嫌がるタイミングで投げたりと、相手バッターやランナーなどの思う様なプレーをさせない天性のマウンド捌き能力を持っています。
高卒素材型の投手なので、まずはファームでじっくり育てる事になると思いますが、投手としての素材は非常に面白い存在だと思います。まだ荒削りなコントロールの修正や、プロ仕様の身体作りをしっかり行えば、将来は先発ローテの一角を務める実力のある投手になる可能性があると思います。
3位の狩生投手がポテンシャル、そして篠原投手がセンス抜群の真逆のタイプの投手として、切磋琢磨して頑張って欲しいです。
6位 龍山暖(はるき) 捕手 右投右打
エナジックスポーツ学院高 沖縄県出身
将来的な選手タイプ→不明
・高校生では1番との呼び声高い強肩が武器の守備力に秀でたキャッチャー。肩の強さだけなら高校No1捕手の健大高崎の箱山選手より上との評価で、強肩だけでなく強打、俊足、堅守とこれまでにいなかったタイプの次世代キャッチャー。
在学しているエナジック学院スポーツ高校は、沖縄に出来た野球とゴルフに特化したメカニズムを教え込む高校らしく、野球部は創部3年目の新しいチーム。恐らく同校初のプロ野球選手と言う事で、近未来のデータを叩き込まれた、これまでに見た事もない捕手になる可能性がある非常に面白い選手。新しいタイプの捕手が生まれる可能性もあるとして、将来的な選手タイプは不明とさせて頂きました。
まさに令和の時代の捕手という言葉が似合う選手で、捕手としての能力に加え、近代データを取得した新しい世代のキャッチャーとして、これまでにないリードで投手を導いてくれるでしょう。
7位 古賀輝希 内野手 右投左打
佐賀県出身
将来的なタイプ→元中日森野氏
・本指名ラストを飾るのは、所属するクラブチームから初の指名となった大卒社会人の即戦力内野手。長打力が売りの選手で、引っ張った時の打球は目を見張るものがあり、所属するクラブチームでは4番打者を務めます。守備では三塁手をメインに務めますが、セカンドも守れる器用さも併せ持つ、打撃に期待を持ちつつ非常に使い易い選手という印象です。
1位で齋藤選手を指名しましたが、彼はまだ18歳。プロスペクトとして21歳の滝澤選手がいますが、目先の即戦力としてすぐに使える二遊間タイプの選手は補強したい所だったので、源田外崎選手のトノゲンコンビを脅かす存在となってくれそうです。
大学時代はベストナインを獲得しながらも肩の怪我によりプロ志望を提出せず、クラブチームに入ってからは、会社で働きながら高タンパク質が摂れるメニューを自炊を作り、体重を自ら10kg増やしたりとかなりの苦労人。
転機が訪れたのは、今年4月の西武三軍戦で逆方向に本塁打を放った事により、スカウトの目に留まりました。それ以降は会社を辞め、貯金を切り崩し、野球に専念した結果、全体でも最後の最後で支配下69番目での指名を掴み取りました。
一瞬のチャンスを掴み取りプロへの切符を手に入れた、苦労人の古賀選手。ワンチャンスをものに出来る言う所では、プロの舞台でも勝負強い打撃を見せてくれるのではないでしょうか?
ここまでが支配下の選手となります。
ここからは育成指名選手の紹介になります。
育成1位 冨士大和 投手 左投左打
将来的な選手タイプ→オリックス田嶋
・オリックス田嶋投手の様な、サイドスローに近い変則フォームからキレのある球を投げ込んでいくタイプの投手。ストレートの最速が144キロながら、埼玉のドクターKの異名を持ち、高い奪三振能力が魅力の投手です。恐らくスピード以上にキレやノビを感じる球質だと思うので、今はまだ出力不足かも知れませんが、プロの場でしっかり育成すれば、奪三振を奪える左の先発投手として、大きな期待がかかる投手です。
育成2位 佐藤太陽 内野手 右投左打
浜松商業高→神奈川大 静岡県出身
・セカンドとサードを中心に守り、走攻守三拍子揃ったプレイヤー。何か飛び抜けたものはないですが、バランスの取れた能力を持っており、非常に使い易くベンチに置いておくと安心出来る選手だと思います。
打撃ではここぞの場面で貴重な一発を放ってくれる勝負強さを持ち、プレー以外では高校大学とキャプテンを務めた経験もある為、将来の主将候補としてチームをまとめてくれる役割も期待出来そうです。
育成3位 ラマル・ギービン・ラタナヤケ 内野手 右投右打
大阪桐蔭高校 愛知出身
将来的な選手タイプ→元阪神ゴメス?
・スリランカ人の両親を持つが、名古屋生まれのスラッガー。親元離れて進学した名門大阪桐蔭で4番打者を務める実力を持っています。
助っ人外国人の様に、何でもかんでも振り回すだけでなく、重心を残したどっしりとしたフォームから放たれる力強い打球が持ち味。打席での集中力の高さも評価ポイントです。
個人的にマークしていた選手で、しかもライオンズには大阪桐蔭にルーツを持つ選手が多く在籍していました。再び西武ライオンズと大阪桐蔭との化学反応が見れるのでしょうか?
ちなみにラマル選手は日本語でしか話さず、意外にも今年の大阪桐蔭高校からプロ志望届を出した唯一の選手みたいです。
育成4位 佐藤爽 投手 左投左打
札幌山の手高→星槎道都大 北海道出身
将来的な選手タイプ→元ソフトバンク監督工藤氏
・全国的には無名かも知れないですが、地元北海道ではリーグ最強クラスとの呼び声高い左腕投手。元ソフトバンク監督工藤氏の現役時代の様に、流れる様なピッチングフォームから、キレ味鋭い変化球を武器に次々と三振を奪うタイプの投手です。その中でもスライダーはアマチュアレベルの選手では、攻略がかなり難しそうです。高い奪三振能力にも優れ、先発中継ぎどちらでもこなせる為、個人的には支配下に1番早く上がりそうなイメージのある投手です。またバッティングも得意な模様です。
ライオンズは隅田、佐藤隼輔、そして今年のルーキー武内投手ら左の大卒投手が大きく活躍出来ている球団です。是非強力サウスポー軍団に割って入る様なピッチングをプロで魅せて欲しいです。
育成5位 澤田遥斗 外野手 右投両打
京都国際高校 北海道出身
将来的な選手タイプ→西武金子侑司
・北海道で生まれたが、高校は京都に進んでプロ入りを果たした俊足巧打のスイッチヒッター。
今年の夏の甲子園で優勝を果たした京都国際高校では主に3番センターを務め、甲子園の全6試合で全試合ヒットを放つなど、抜群のミート力を誇ります。
将来的にはそのミート力と、自慢の俊足で次世代のリードオフマン候補としての大きな期待がかかります。憧れの選手が同じく京都の学校からライオンズに入団し、俊足巧打のスイッチヒッターとした活躍した金子侑司選手で、奇しくも憧れの選手が在籍していたチームから指名を受けました。
金子選手の引退により残念ながら一緒にプレーする事はありませんが、金子侑司2世としてグラウンドで駆け回って欲しいと思います。
育成6位 福尾遥真 内野手 右投左打
学校法人石川高校 千葉出身
将来的な選手タイプ→西武源田
・俊足と安定した守備力が持ち味の源田選手に近いタイプのショートストップ。今年春のセンバツでは健大高崎戦で、3安打を放つなどここ一番での大舞台で結果を残すハートの強い選手でもあります。
高校から福島の高校に進んだ為、千葉に住むシングルマザーの御母様が車で毎週御兄弟を連れて福尾選手のプレーを観に行ったり、新品の靴下を用意してくれたり、怪我をした時には励ましてくれたりと、御母様のサポートもあって見事プロ入りを果たしました。
母の為、そして福島の人達の為にプレーで恩返しすると言う親孝行で地域思いの選手です。こう言う選手は特に応援したくなるので、是非ライオンズで、御母様と福島の皆様にプレーで活躍して元気な姿を見せて欲しいと思います。また親御さん思いで、母性本能くすぐられるタイプの高身長のイケメン。女性ファン獲得にも期待出来そうです。
育成7位 ウメビンユオ・オケム明(めい) 外野手 右投右打
旭川志峯高 北海道出身
将来的な選手タイプ→日ハム万波
・ライオンズ最後の指名となったのは、ナイジェリア人の父を持つスケール感の大きい大型外野手です。
パンチカのあるバッティング、50m5.8秒の俊足、抜群の身体能力の高さを持ち、また本人はセールスポイントとして、全球フルスイングと話しており、そのプレースタイルからも「旭川の万波」の異名を取ります。チームでは4番を務める大型のパワー型選手でありながら、その中でもチームに求められるプレーが出来るのも評価ポイントです。
武器である脅威の身体能力は、バスケで両手ダンクが出来る程の高さで、今年指名された選手の中では1位の齋藤選手に引けを取らず、むしろ14人の中でトップクラスの持ち主かもしれないです。
最後の最後でロマンに溢れたワクワクする様な選手を指名してくれました。旭川の万波から、所沢の万波へと大きく成長して欲しいです。
以上が2024年度ドラフト会議で、ライオンズが指名した全14選手の簡単な紹介になります。
去年は主に投手ドラフトだったので、野手ドラフトで来る事はある程度想像は出来ましたが、先述の通り現行のドラフト制度になってから初、ドラフト1位のくじ引きを2回外すというのが大きな想定外だったと思います。ですが、山田哲人選手を初め、近本選手や宮城投手などもクジを2回外しての指名となりましたが、日本を代表する選手となっているのは承知の事実です。確かにクジを2回外したという事実は変わりませんが、だからと言って悲観する事は全くなく、「選手が活躍するかどうか」に全ては掛かっています。 外れ外れ1位という表現になりますが、特にドラフト1位の齋藤選手、「俺はドラフト1位で選ばれた。文句あるか?」と言わんばかりの強い気持ちで、是非胸を張ってライオンズに入団して来て欲しいです。クジが2回外れてなかったら、齋藤選手とのご縁がなかったかもしれませんからね?間違いなく今年のドラ1に選ばれし12人に入ったので、ドラフト1位の肩書は間違いありません。
そして2位以降の指名に目を向けると、やはり2位の渡部選手、良く残っていたなのという気持ちでいっぱいです。ウェイバー順、補強ポイント、駆け引き等を計算した上で敢えて2巡目に指名する事で、実質ドラ1選手を2人獲得した様な結果となりました。高校No1ショート、即戦力の大学生スラッガーの両獲り‥、これは非常に良い作戦でまさに戦略勝ちと言った所でしょうか?非常に芸術点が高いです。
素材系選手で言うと、3位で高校生ながら投手としてのクオリティが高い狩生投手、4位で期待のロマン砲の林選手、5位で野球センス抜群の篠原投手、6位で近未来型キャッチャーの龍山選手と天井が高そうな選手を次々と指名。特に6位の龍山選手、このブログを書くにあたって色々と調べましたが、調べれば調べる程面白いキャッチャーでした。同じく若手捕手の野田選手と高いレベルでの正捕手争いを期待します。
そして育成では7人を指名。特に推していたラマル選手の指名は個人的にめっちゃ嬉しいです。今年は三軍で怪我人が多く、試合中止に繋がる事もあったので、多めの指名となりました。ただ育成とは言え、ポテンシャルが高そうな選手を狙って指名した印象です。
また、1位でくじを外した宗山選手に変わる即戦力二遊間として、隠し球で用意していた古賀選手も、三軍との試合で惹かれての指名と、補強ポイントを抑えつつ、独自のカラーを出していたのもまた良かったと思います。
総評するとクジを2回外したとは思えないほど、個人的には非常に良い指名が出来たのではないかと思います。指名順を計算して補強ポイントを的確に抑えたといった感じでした。ただドラフト終了後、西口監督も仰っていた通り、即戦力のリリーフタイプが獲れなかったのが減点ポイントかなと思います。特に毎年言ってますが、左のリリーフは欲しかった所。ヤクルト3巡目の荘司投手やられましたね。とはいえそこ以外は良かったと思うので、今後の伸び代を加味して、80点とさせて頂きます。勿論終わった直後に点数をつけるのはナンセンスですが、現状の得点とさせて頂きます。
長い文章にはなりましたが、これにて2024年度西武ライオンズのドラフト指名選手紹介を終了とさせて頂きます。
読んで頂きありがとうございました。
獅子の未来を担え!頼んだぞ!