このブログで、アーティストネタとしては乃木坂46の事しか書いていませんでしたが、実は僕はポルノグラフィティの大ファンでもあります。
幼稚園の頃から聴き続けているので、かれこれ約20年は聴いていると思います。
そこで、僕の音楽プレーヤーに入っているアルバムの曲紹介を、アルバム別にして行きたいと思います。
これを読んでいるラバッパーの皆様、どうか懐かしい気持ちになってください笑
ではどうぞ
(感想や捉え方は、あくまで僕の感じ方なので、悪しからず)
ロマンチスト・エゴイスト(2000)
記念すべき第1回はロマンチスト・エゴイストという作品になります。このアルバムは僕が高校生あたりから聴き始めたので、高校生当時、15年前の楽曲が収録されたアルバムになります。インディーズ時代から、デビューして間もない曲が入っており、個人的にはこの時代の歌詞が、非常に魅力的だと感じます。この頃から主に作詞を行う晴一さんはやはり天才だと思いました。
1.Jazz up
いきなりで申し訳ないのですが、この曲は思い切り性行為の曲です。ですが、晴一さんの歌詞は比喩表現が多く、嫌らしさを全く感じない歌詞となっております。サビの快楽の部分や、己の欲望を、ポップなテイストの音楽にする事で、繰り返しにはなりますが、全体的に曲を聴いただけでは、嫌らしさは全く感じません。またイントロの話し声は、昭仁さんを始め、メンバー同士の会話を早送りしたものとなっています。
ちなみに途中で歌う、「Mother Sky」は各自お調べください。
2.Century Lovers
ポルノを代表する名曲の一つです。通称「センラバ」。100年と1000年の恋がテーマの曲で、ライブでは間奏の所で昭仁さんのさじ加減でのコール&レスポンスが定番となっております。
全体的に音は重くややダークな印象ですが、その中でも1000年の恋をテーマにした歌詞が見事にマッチしております。
また、ポルノグラフィティと親交のあった元阪神タイガースの関本選手は、打席での登場曲として、この曲をベースにした特別なコール用の曲で打席に入っていました。
3.ヒトリノ夜
ポルノグラフィティ2枚目のシングル曲。初のアニメ主題歌でもあります(GTO)。1stシングルアポロのインパクトが強すぎて、当時あまり話題にされなかったらしいのですが、全体的にキャッチーな感じの曲で、疾走感の溢れるメロディーとなっております。夜のドライブ中なんかに聴くと良いかも知れません。
この曲のPVは白黒のメンバーが登場して、銃で撃たれたり、自殺の表現が多々あります。ですが、昭仁さん始め、横顔が美しいので白黒の中にも色気とセクシーさがあるPVとなっております。
4.ライオン
タイトルは百獣の王のライオンですが、晴一さんお得意の比喩表現により、主人公のライオンは、おそらく位の高い女性のして表現されています。ライオンとして表現された女性を取り巻く様に、狙いたいけど勇気が出ない臆病者の男性を描いた、現代の恋愛に近い表現を表した曲です。近づいたら噛み付くなど、ライオンならではの表現を用いたセンスのある歌詞も魅力の楽曲です。
5.憂色〜Love is you〜
80〜90年代の哀愁を感じる、切ない系のバラードソング。優しいメロディーと、きれいな歌詞が特徴で、前半は別れたばかりの男、後半は未来に向けての希望を感じます。個人的な1番好きな所は最後の落ちサビで、次の恋人とは未来についてもっと話したいという、きれいな終わり方がなんとも素晴らしいです。
6.Heart Beat
言葉よりハートで伝えろよ、考えるよりまず行動しろよと、熱い気持ちが込められた楽曲。シンプルな曲ゆえ、曲として伝えたいものがストレートに伝わってきます。何か自信がなくなった時、何かに迷ってる時にこの曲を聴けば、悩んでいる事が小さく感じる様な楽曲だと思います。
7.マシンガントーク
先程のセンラバ、そして後程のジレンマと共に、昔からのライブでの定番曲。ライブでは昭仁さんのモンキーダンスを披露します。おしゃべり好きの彼女の話を、うんざりしつつも、何だかんだ聞いてあげる、彼氏目線の曲として描かれています。この曲含め、晴一さんにしか書けない独特の角度からの恋愛系の曲は、どれも本当に素晴らしいです。
8.デッサン#1
このアルバムで僕が一番好きな楽曲です。昭仁さんが、当時お付き合いされてた恋人との別れをテーマにした楽曲。商売道具であるギターを蹴飛ばされる程の歌詞の重さ的に、中々の別れ方が伝わります。テーマは重いですが、曲として聴いたら特に音源が素晴らしい名曲だと思います。ちなみに、デッサンは#1〜3まで存在して、メンバーの思い出をデッサンの様に書いたのが名前の由来です。
9.アポロ(New Apollo Project Version)
記念すべきデビューシングルのアポロのアルバムバージョンです。アポロの内容についてはまた次回以降のブログで。イントロであるロケットの発射音に加わり、宇宙センターでの無線機の様な会話から始まります。また、アルバム様にアレンジされ次のラビュー・ラビューのイントロと合わせる様なフェードアウトになっています。
10.ラビュー・ラビュー
バライティに富んだこのアルバムの中では、比較的優しい楽曲。自分を愛してくれる恋人がいて、好きな人との当たり前の日常を描いた、なんとも可愛らしい楽曲。先程のデッサン#1を聴いた後では、中身やストーリーが全く違いますが、それぞれの良さを感じます。
11.ジレンマ(How To Play "didgeridoo Version")
ジレンマはポルノグラフィティのライブでアンコールの最後に歌われる締め定番曲。オリジナルのジレンマと少し違い、歌詞は同じなのですが、イントロの大幅なアレンジ、使ってる楽器が微妙に違うなど、普段とは違う曲調を楽しめます。ジレンマの説明はこれまた次回以降に。
12.リビドー
重いベース音がかっこいい、ダーク調の流れる様なアップテンポの曲です。歌詞は刺激を求めたい自分がいるというなんとも刺激的なもの。メロディーと歌詞の両方がかっこいい為、シンプルにかっこいいと思います。ちなみにリビドーの意味は、心理学用語で性欲、性的衝動などの意味合いがあるらしく、大人の刺激的な楽曲となっています。
13.ロマンチスト・エゴイスト
・このアルバムの最後に収録されているのは、このアルバムのタイトルにもなっているロマンチスト・エゴイストという楽曲です。歌詞に描かれている主人公は恋に揺れる男性。恋はしたいけど、傷つくのも傷付かせるのも怖い。そんなジレンマを描いた曲です。槇原敬之さんのもう恋なんてしないに似ています。これがデビュー当時から存在したというのが、ポルノグラフィティの凄さです。
はい、というわけで1stアルバムロマンチスト・エゴイストを振り返りました。学生時代に戻れた様な、個人的にも懐かしい気持ちになりましたし、これを読んでいるラバッパーの方も同じ気持ちになってくれる事だと思います。
では、次のアルバムで