2021年 開幕スタメン予想

いよいよ、明日から2021年度のプロ野球のシーズンが始まります。

コロナ禍の中ですが、今年は3月からの開幕となりました。感染には気をつけつつ、野球観戦を楽しみたいです。

 

それでは、個人的な明日の開幕スタメンの予想を発表します。

 

読売ジャイアンツVS横浜DeNAベイスターズ

9 梶谷隆幸    8桑原将志

7 若林晃弘    9関根大気

6 坂本勇人    3牧秀悟

5 岡本和真    7佐野恵太

8 丸佳浩     5宮崎敏郎

3 ウィーラー   6柴田竜拓

2 小林誠司    4大和

4 吉川尚輝    2戸柱恭孝

1 菅野智之    1濱口遥大

(セ・3位予想)          (セ・4位予想)

・巨人は、新戦力の梶谷選手から始まる打線で、2番は好調の若林選手が収まると予想します。強力なクリーンアップの後、足が武器の吉川選手が8番を務める、隙のない打線。菅野投手が開幕投手を務める為、スタメンマスクは小林選手と予想します。菅野投手が残留になったのは、戦力として大きなプラスですが、チーム全体を見ると、中継ぎ陣の層の薄さ、レギュラークラスの野手の年齢層が高い印象があります。さらに新助っ人のスモーク、テームズ両外国選手が来日後、短い調整の後で、どのくらいの成績を残せるかも未知数です。不確定な要素と、主力選手が年齢による過渡期を迎え、勢いがなくなるのでは無いかと思い、3位とさせて頂きました。

・対するDeNAですが、主力のソト、オースティン選手などを始め全助っ人選手が来日出来ず、かなり苦しいスタートを迎えます。その中で、開幕スタメンを掴みそうなのが、自慢の打撃を武器に、ファーストで出場濃厚のルーキーの牧選手、ライトで打撃好調の関根選手らが入ってくると思います。また、開幕投手の濱口投手と相性の良い髙城選手が2軍スタートの為、唯一の左打ちの捕手である戸柱選手を開幕マスクとさせていただきました。三浦新監督にとって初めてのシーズンとなりますが、かなりハンデを背負っての出発となります。DeNAはセンターラインの層が薄く、特に移籍した梶谷選手に変わる新たなセンターのレギュラーとして、誰を起用していくのかが、カギを握ると思います。

 

東京ヤクルトスワローズVS阪神タイガース

9坂口智隆    8近本光司

7青木宣親    4糸原健斗

4山田哲人    3マルテ

5村上宗隆    5大山悠輔

3内川聖一    7サンズ

8塩見泰隆    9佐藤輝明

6西浦直亨    2梅野隆太郎

2中村悠平    6木浪聖也

1小川泰弘    1藤浪晋太郎

(セ・6位予想)         (セ・2位予想)

・ヤクルトは濱田選手の離脱が悔やまれるものの、打線はかなり強力です。移籍の内川選手が開幕5番を務め、ブレイク候補の塩見選手もかなり期待値が高いです。ドラフト、助っ人獲得と補強も積極的でしたが、投手力の課題はやはり明白です。ですが、期待できる若手選手や、実績のある選手が多く在籍する為、若手とベテランの融合が上手くいけば、Aクラス返り咲きも夢ではありません。

・一方の阪神の注目は、やはりドラ1ルーキーの佐藤選手だと思います。オープン戦で、新人最多本塁打を放ち、ライトでの開幕スタメンはほぼ手中状態です。また、投打のバランスが良く、課題の二遊間が固定され、チームのエラー数が減ってくると、優勝争いも現実味を帯びてきます。今の戦力に加え、未知数とは言え、ロハスjr、アルカンタラ投手も加わり、個人的には巨人より勢いがあると感じた為、2位とさせて頂きました。

 

広島東洋カープVS中日ドラゴンズ

6田中広輔    8大島洋平

4菊池涼介    6京田陽太

8西川龍馬    5高橋周平

9鈴木誠也    3ビシエド

7松山竜平    9平田良介

5堂林翔太    4阿部寿樹

3クロン     2木下拓哉

2會澤翼     7根尾昂

1大瀬良大地   1福谷浩司

(セ・5位予想)         (セ・1位予想)

・佐々岡監督2年目のシーズンは、新たな戦力が多く開幕一軍の座を掴みました。まず中軸候補として大きな期待を受けるクロン選手、新クローザーのドラ1栗林投手など、新戦力が大きなカギを握る事になります。未知数な部分は多いですが、若い選手が多い為、ワクワクするシーズンになると思います。しかし、昨年課題のリリーフ陣の層の薄さは変わらず、接戦になると厳しい戦いが強いれると予想します。今年は延長戦がない為、そこは広島にとってプラスになりますが、栗林投手ら新戦力と既存の戦力との底上げが大事だと思います。

セリーグの最後は中日ですが、今年の優勝候補とさせて頂きました。まずセリーグ6球団の中で、先発、中継ぎ、センターライン、4番打者のバランスが最も取れているチームだと思います。また、阪神から福留選手も復帰しており、近年の優勝チーム(広島、西武など)の様に、経験のあるベテランの復帰は、数値以上の貢献度があると思います。マルティネス投手の開幕2軍スタートは大きいですが、藤嶋投手、岡田投手らで充分カバー出来ると思います。一発という面では6球団で1番弱いと思いますが、固い二遊間を中心に、強力なリリーフ陣で逃げ切る、かつての黄金期スタイルでの戦い方が予想されます。

 

福岡ソフトバンクホークスVS千葉ロッテマリーンズ

4周東佑京    8藤原恭大

6今宮健太    7荻野貴司

8柳田悠岐    9マーティン

7グラシアル   5安田尚憲

3中村晃     3山口航輝

Dデスパイネ   4中村奨吾

9栗原陵矢    D角中勝也

5松田宣浩    2田村龍弘

2甲斐拓也    6藤岡祐大

P石川柊太    P二木康太

(パ・1位予想)         (パ・5位予想)

・昨年日本一のホークスは、デスパイネ、グラシアル両キューバコンビが開幕に間に合ったのが朗報でした。モイネロ投手が2軍スタートですが、杉山投手らで充分カバー出来ます。破壊力のある打線に、盤石の投手陣は12球団イチの選手層を誇り、例年に比べて、怪我人やコンディション不良の選手が少ない印象です。このまま怪我なくいけば、圧倒的な戦力層を武器に、パリーグの優勝候補筆頭チームだと思います。

・対する千葉ロッテは、コンディション不良から井上、レアード両選手の2軍スタートが決定。それに変わる選手として、パワーが魅力の高卒3年目の山口選手がファーストとして出場濃厚です。藤原選手や安田選手など、期待値の高い若手選手が多く揃いますが、移籍者、コンディション不良選手が多く、全体的に選手層が薄い印象があります。また、若手主体なのは良いと思いますが、その反面経験値には欠け、ここぞの場面で頼りになるベテラン選手がおらず、全体的に経験不足が否めないと思います。

 

東北楽天ゴールデンイーグルスVS北海道日本ハムファイターズ

8辰巳涼介    8西川遥輝

9小郷裕哉    7松本剛

D茂木栄五郎   D近藤健介

4浅村栄斗    3中田翔

3銀次      4渡邉諒

7島内宏明    9大田泰示

5鈴木大地    5野村佑希

2太田光     2清水優心

6小深田大翔   6中島卓也

P涌井秀章    P上沢直之

(パ・2位予想)        (パ・6位予想)

・個人的に1番スタメン予想が難しかった球団です。投打の新外国人3名が来日出来ず、既存の日本人で打線で組む事になります。内野手が多く、ポジションの関係から、打撃優先で茂木選手を3番DH、4番を浅村選手でクリーンアップを組むと予想します。左打者が多く、中距離打者タイプが多い為、助っ人が来るまでは、コツコツ繋いでいくスタイルでの攻撃パターンになると思います。変わって投手陣は、復帰した田中投手始め、実績のあるローテ候補が揃い、抑えに松井投手が構える盤石の布陣。助っ人の来日前と来日後で、戦い方が大きく変わると思いますチームだと思います。

日本ハムは、エースの有原投手がメジャー、マルティネス投手がソフトバンクに移籍し、先発投手がかなり薄くなりました。西川選手が残留したものの、投打共に選手層が薄い印象です。ドラ1ローテ候補の伊藤投手、河野投手、吉田投手の成長も促しながら、戦うと思いますが、その中でも以前のブログに挙げた、期待値の高い野村選手の活躍が、大きく順位を変える事に繋がると思います。現状は厳しいと思いますが、日本ハムは12球団の中でもスマートな若手選手が揃う印象です。栗山監督節目の10年目のシーズンは、どの様に戦うのか見ものです。

 

埼玉西武ライオンズVSオリックス・バファローズ

8金子侑司    8佐野皓大

7鈴木将平    4太田椋

2森友哉     7吉田正尚

3山川穂高    3モヤ

D栗山巧     Dジョーンズ

4外崎修汰    9杉本裕太郎

5中村剛也    5大下誠一郎

9木村文紀    2頓宮裕真

6源田壮亮    6紅林弘太郎

P高橋光成    P山本由伸

(パ・3位予想)        (パ・4位予想)

・自分贔屓球団の西武ですが、昨年不振に陥った選手の復活が期待されるシーズンです。好調な若手選手が多いものの、実績重視の開幕スタメンを組むと予想されます。変わった所と言えば、絶対的な2番打者の源田選手が9番に入り、その2番に好調の鈴木選手が入ります。恐らく攻撃型2番打者であり、鈴木選手は足も使える為、山賊打線の特徴の一つである足を使った攻撃パターンを増やす事が出来ます。開幕一軍に選ばれた野手メンバーを見ても、一芸に特化した選手が多く、それぞれの個性を用いて、今シーズンを戦っていくと思います。

・ラストのオリックスですが、非常に若手が多いのが特徴です。昨シーズン途中から中嶋監督に変わり、ガラリとチームが変わりました。まず太田、紅林選手の若い二遊間。杉本選手や大下選手などの長打力が持ち味のバッターを多く揃えています。繋がりという面ではやや不安はあると思いますが、非常に魅了がある打線だと思います。また開幕マスクは、山本投手と同じ岡山出身の幼馴染で、阿吽の呼吸が取り易いと思う理由で頓宮選手とさせて頂きました。ロッテ同様経験値というのが不安がありますが、それを上回る勢いが今の打線にはあるので、Bクラス予想ですが、今年のダークホースとなると思います。

 

というわけで12球団の開幕スタメン予想をさせて頂きました。日が変わって今日、いよいよ開幕です。我がライオンズは、もちろん2年ぶりの優勝に向かって頑張って欲しいと思います。