個人的に気になる、期待している若手選手 セリーグ編

前回の期待してる若手選手ピックアップ企画のセ・リーグ編です。

セ・リーグはDHがない為、比較的チャンスは多い印象はあります。チーム状況などによっては、一気にレギュラーとなる選手も出てくると思います。

ではどうぞ

 

読売ジャイアンツ

投手

平内龍太 亜細亜大 20年ドラフト1位

・巨人はFA戦略、助っ人補強、菅野投手残留で楽天同様、若手のチャンスが少ないと思いますが、先発ローテのコマ不足が課題です。その中で、ドラフト1位の平内投手を挙げさせて頂きます。150キロ後半を計測するストレートはキレがあり、クセがなくキレイな真っ直ぐを投げる投手だという印象があります。ストレートで押せる投手で、奪三振にも優れるタイプです。ローテーションに入り、同じく若い戸郷投手や高橋投手らと活躍してくれる事に期待です。

 

野手

秋広優人 二松学舎大付高 20年ドラフト5位

・野手は連日ニュースなどでも取り上げられている高卒新人の秋広選手です。2mの身長を持つ秋広選手は、それだけでもインパクト十分ですが、エンゼルス大谷選手に似た打撃フォームで、対外試合でもヒットを放っています。伸び代と、高い打撃技術を持ち、良い意味で新人離れしている選手です。脅威の高卒新人として、王貞治氏以来の開幕スタメンにも期待がかかる選手です。

 

阪神タイガース

投手

西純矢 創志学園高 19年ドラフト1位

阪神の期待の若手投手として挙げさせてもらうのは、2年目の西純矢投手です。甲子園では、マウンド上で闘志あふれるピッチングを魅せていました。力強いストレートと、キレのあるスライダーを投げる力投型投手で、藤浪投手に続く速球派先発投手として、ローテーション入りが期待されます。

 

野手

佐藤輝明 近畿大 2020年ドラフト1位

・野手では、大学BIG2の一角、ルーキーの佐藤選手です。このブログを書いてる3/17現在で、オープン戦新人史上最多の5本のホームランを放ちました。ここまで4球団競合した実力を遺憾無く発揮し、持ち前のパワーを証明しています。阪神ではメインのサードではなく、ライトを主に守っており、ユーティリティ性も併せ持つ、未来の大砲候補として、大きな期待がかかります。

 

中日ドラゴンズ

投手

小笠原慎之介 東海大相模高 15年ドラフト1位

・中日は期待も込めて、小笠原投手を挙げさせて頂きます。僕と同級生の選手で、開幕投手の経験もあります。昨年は思う様な成績を残せなかったですが、ストレートの球威は素晴らしいものがあります。どのチームにも言える事ですが、大野投手、松葉投手に続く左の先発候補として、今年は巻き返しのシーズンとして、期待しております。

 

野手

石川昂弥 東邦高 19年ドラフト1位

・ドラゴンズの未来の主軸候補として、期待がかかる2年目の石川選手を、期待の若手野手とさせて頂きます。ここまでオープン戦の出場はありませんが、遠く飛ばすという事に関してのポテンシャルは、若手選手の中でもトップクラスだと思います。開幕1軍、2軍関わらず、石川選手は早い段階で、1軍の戦力となる可能性があります。

 

横浜DeNAベイスターズ

投手

池谷蒼大 ヤマハ 20年ドラフト5位

・続いてDeNAは投手野手共にルーキーを挙げさせて頂きます。池谷投手はヤマハから入団した即戦力サウスポーで、しなやかなフォームからキレのある球を投げ込むタイプで、オープン戦でもリリーフを中心に、安定したピッチングを披露しています。外国人選手の来日が出来ず、リリーフが少ない状況で、開幕リリーフとして1軍入りは十分あり得ます。

 

野手

牧秀悟 中央大 20年ドラフト2位

・続いて野手は大学日本代表の4番を務めた経験のある、ドラフト2位ルーキーの牧選手です。パンチ力のある打撃が持ち味の選手で、浅村選手の様な大型セカンドになる可能性を十分に秘めた選手です。DeNAではおそらくファーストを務めるソト選手の来日が不透明、人的で移籍した田中俊太選手がセカンド濃厚の為、ファーストで出場しています。持ち前の打撃でオープン戦で結果を残してるので、このままいけば新人開幕スタメンは手中に収めそうです。

 

広島東洋カープ

投手

栗林良吏 トヨタ自動車 20年ドラフト1位

・広島の注目してる若手投手は、ドラフト1位の栗林投手です。社会人No1の即戦力投手として、広島が一本釣りしました。持ち味は角度があり、球速、球威共に申し分ないストレート。先発候補とも言われてましたが、抑え予定のフランスア投手が長期離脱になる為、新人ながら抑えを任されるかも知れません。ですが、ストレートの速さと、社会人時代の経験がある選手なので、急な配置転換もそつなくこなせると思います。

 

野手

大盛穂 静岡産業大 18年育成1位

・野手はセパ合わせて唯一の育成出身選手をピックアップします。昨年頭角を表した大盛選手は、俊足を活かしたスピード感溢れるプレーが持ち味の選手です。ただ足が速いだけでなく、打撃はパンチ力もあり、守備範囲も広い為、野球センスがあるタイプです。開幕1番はおそらく田中選手でいくとは思いますが、未来の1番打者としての期待は十分にある選手です。

 

東京ヤクルトスワローズ

投手

金久保優斗 東海大市原望洋高 17年ドラフト5位

・最後にヤクルトですが、投手は金久保投手を挙げさせて頂きます。今年で高卒4年目の投手で、馬力のあるストレートが自慢の投手です。球持ちが良く、しっかりと低めにコントロールされたストレートはそう簡単に打たれない印象があります。先発中継ぎどちらでもいけるみたいですが、場面問わず投げられるらしいので、個人的にはリリーフで観たい投手かなと思います。

 

野手

濱田太貴 明豊高 18年ドラフト4位

・ヤクルト期待の若手打者は濱田選手とさせて頂きます。昨年終盤に光るものを見せ、現在、オープン戦では12球団最多打点を記録しています。持ち前はフルスイングで、打席で転びそうなくらい気持ちいいスイングで、アーチを量産する右の大砲候補です。また、内角を捌くのに天性のセンスがあり、インコースに来た球にも苦にしないバットコントロールも併せ持ちます。村上選手と左右の大砲として、神宮球場でホームランを量産する光景が見てみたいです。

 

というわけで12球団の期待の若手選手をまとめてみました。この選手達が、順位を変える結果を残すのかはシーズンに入ってからじゃないと分かりませんが、非常に楽しみな存在である事は間違い無いです。

 

では次の野球記事で

個人的に気になる、期待してる若手選手 パ・リーグ編

先に予告です。

開幕前〜開幕直後までしばらく野球ネタで書きます。宜しかったら見ていってください。

 

プロ野球でも一般社会でも若い人の活躍なくては、成り立ちません。経験こそベテランの人に敵わないものの、逆に体力面や、やる気、勢いは若い選手、若い人の方があります。

 

ここてはセパ両リーグで投手、野手各1人ずつ、各チーム2人ずつ期待する若手選手、気になる若手選手を書いていきたいと思います。

あくまで個人的にこの選手は楽しみという、個人的意見で、かつオープン戦などの試合にはあまり触れず、筆者はこういう見方で見てるんだと思っていただけたら幸いです。

 

福岡ソフトバンクホークス

投手

杉山一樹 三菱重工広島 18年ドラフト2位

・昨年度日本一の、ホークスの期待したい投手は杉山投手です。193cm、102kgの外国人選手の様な恵まれた体格を持ち、速くて重いストレートが魅力のパワー型投手です。ストレートは150キロ後半に迫り、スタミナもある投手で、更には先発・中継ぎ両方こなせる器用さも併せ持ちます。先発・中継ぎどちらもこなせますが、個人的には先発ローテーションの一角に入ってきて欲しいと思います。

 

野手

佐藤直樹 JR西日本 19年ドラフト1位

・続いて野手は去年のドラ1佐藤直樹選手に注目しています。昨年は1軍出場はなかったものの、近年のプロ野球でも需要がある3拍子揃った右打ちの外野手として、出場機会に恵まれると思います。イースタンでは1年目でファーム盗塁王を獲得しており、さらに今年は栗原選手がサードの練習をしてる為、ホークスの厚い外野手の選手層に割って入る力は十分にあると思っております。

 

千葉ロッテマリーンズ

投手

鈴木昭汰 法政大学 20年ドラフト1位

・ロッテの注目の若手投手は、今年のドラ1の鈴木投手です。以前のドラフト候補のブログでも書きましたが、ドラフトの時から個人的に良い球を投げるなと思っていた選手で、左ながら豪速球を投げる剛腕投手。タイプとしては菊池雄星投手に近いです。さらにスライダーのキレも申し分なく、1年目からローテーションの柱として二桁も期待出来る投手だと思っています。

 

野手

藤原恭大 大阪桐蔭高 18年ドラフト1位

・野手はロッテの次世代のレギュラー候補筆頭の藤原選手を挙げさせて頂きます。昨年終盤のコロナによる大量離脱があったとはいえ、少ない試合数で、プロ初ホームランや要所でのヒットなどを放つなど、スター性も併せ持つ選手です。スピードと力強さを兼ね備えた1番打者として、今年センターのレギュラーとして名乗りをあげる力は十分あると思います。

 

埼玉西武ライオンズ

投手

井上広輝 日大三高 19年ドラフト6位

・続いて贔屓チームのライオンズからは、井上投手に期待しております。元広島の黒田投手の様なフォームから放たれる150キロ超えのストレートを軸に、多彩な変化球を投げる事が出来る速球派投手です。今年のキャンプは高卒2年目ながらA班に抜擢されるなど、期待値は高い選手です。1軍の舞台と、試合での駆け引きに慣れる事が出来れば、ローテーションの一角として十分活躍出来ると思います。

 

野手

若林楽人 駒沢大 20年ドラフト4位

・野手はルーキーの若林選手を注目します。同じくルーキーのブランドン選手とも悩んだのですが、現状外野の層の薄さから、チャンスがありそうなのが若林選手だと判断させて頂きました。新人ながらA班でキャンプを過ごし、練習試合でも結果を残してる、実践型のルーキーです。俊足に攻守強肩、思い切りの良い打撃と、スピード感溢れるプレーが持ち味です。持ち前のスピードで源田選手以来の新人開幕スタメン、そして源田選手を超える様な1年目の成績に期待です。

 

東北楽天ゴールデンイーグルス

投手 早川隆久 早稲田大 20年ドラフト1位

・続いて楽天ですが、補強が多い為、若手の出場機会が限られてくる事が予想されます。その中でもドラフト1位ルーキーの早川投手は、実力者揃いの投手陣の中に割って入る力は十分にあります。ストレートのスピード、コントロール、変化球のキレ、投球術など卓越してる所は流石大学No1左腕と呼ばれるだけあります。左の先発が足りないチーム事情からも、早川投手の需要はかなり高いと思われます。

 

野手

辰巳涼介 立命館大 18年ドラフト1位

・野手は3年目の辰巳選手を挙げさせて頂きます。守備走塁は素晴らしいですが、打撃に課題があり、2年間は思うような成績を残せませんでした。しかし、今年は打撃がかなり好調の様子。課題である打撃を克服し、流動的なポジションでもあるセンターのレギュラーの一番手となる可能性は十分にあります。繰り返しになりますが、打撃さえ良くなれば元々守備走塁は素晴らしいので、三拍子揃ったセンターとなれるはずです。

 

北海道日本ハムファイターズ

投手

河野竜生 JFE西日本 19年ドラフト1位

・ドラフト1位の伊藤投手と悩みましたが、昨年のドラ1の河野投手を挙げさせて頂きます。昨年は即戦力として指名されたものの、3勝に終わりました。しかし、今年はストレートのノビが良く、変化球もキレている印象があります。アーリン投手が来日出来るか不明で、日本ハム課題の左の先発投手の中で、1番手に来ると思います。

 

野手

野村祐希 花咲徳栄高 18年ドラフト2位

・野手は昨シーズン光るものを見せた高卒3年目の野村選手を期待してます。怪我により、後半戦は離脱したものの、開幕直後は目を見張るパワーを見せつけてくれました。広い札幌ドームでも、スタンドまでぶちこむホームランを、打てる若手選手は、やはりかなり魅力があります。レアード選手が抜けた後の、パワーがある新たなサードとして大きな期待がかかるシーズンだと思います。

 

オリックス・バファローズ

投手

宮城大弥 興南高 19年ドラフト1位

・19、20年と最下位に沈んだオリックスですが、未来が明るくなる様な魅力ある若手選手が多いチームです。その中で、投手は宮城投手を推薦しています。昨年のプロ初先発で、高卒新人ながら強気のピッチングを披露し、驚異の高卒新人だと思いました。その勢いそのままに、今年の対外試合等でも結果を残し、ローテーションの一角として既に明言されました。右打者にも苦にしないタイプだと思うので、今年は二桁も十分に可能性としてあります。

 

野手

紅林弘太郎 駿河総合高 19年ドラフト2位

・野手は宮城投手と同級生の紅林選手です。昨年の終盤に初出場を果たし、高卒離れした非凡な打撃センスを魅せつけました。2年目はキャンプから1軍に帯同し、大型ショートとしての期待が十分にある選手です。広角に長打が打てて、身体能力が高く、巨人の坂本選手の様なタイプになりそうです。また、セカンドを守る予定の太田選手も高卒3年目と若い為、オリックスの二遊間は非常に若くて、楽しみだと感じました。

 

はい、というわけで、まずはパリーグから期待の若手選手をピックアップしました。どのチームも良い若手選手が多くて、目移りしますが、ライオンズファンとしては井上投手、若林選手、ブランドン選手あたりが1軍で活躍してくれる事を期待します。

 

次回はセリーグ編です

 

あの日から10年

2021年3月11日 午後2時46分 

1分間の黙祷を捧げた後、このブログを書き始めました。あの日から10年の節目なので、このブログを上げさせて頂きます。当時の体験談を多く語らせて頂きます。この様な事があった、この様な経験をしたという事に対して、少しでもご理解を持って頂けたら幸いです。

 

10年前の3月11日、当時中学1年の終わりを迎えようとしていた時に起こった東日本大震災

 

その時は突然やってきました。その日オフだった私は、当時住んでいたマンションの共有スペースの様な所で友人と遊んでいました。そして14時46分に震災発生。何気ない楽しい日常を、地震は一瞬にして全てを壊してしまいました。

 

私は運良く、安全な棚の下に友人と共に隠れ、ケガは無く命も無事でした。その後、水道や電気などのライフラインが全てシャットアウト。復旧まで3日間を要しました。

 

次の日は、部活の練習試合が組まれていましたが、そんな事言ってる状態ではありませんでした。ですが、目先の現状を受け入れるには、相当な時間が掛かりました。

 

その後、仕事に出ていた母、学校帰りの弟と合流。父はその時、関東に単身赴任だった為、安否確認の後、無事が確認。当時はスマホほど、ガラケーが流通していなく、携帯を持ってる学生も少なく、当然サーバーも混み合う為、安否確認が取れるかも不安でした。

 

家族全員がケガ無く無事なのは良かったですが、僕たち息子2人を励ます母は、流石に動揺を隠せない表情。そして当時小学生の弟は、目の前の光景に訳も分からずただ涙を流す状況でした。

 

母が司令塔となり、先程まで遊んでいた共有スペースを避難場所として、行動開始。すでに壁にはヒビが入り、外を見ると瓦礫が落ちている。そして夜は、電気が使えない為、ロウソクを付けて過ごすという過酷な環境でした。当時の仙台は3月ですが、雪も降っていた為、気温が低く、体調管理も厳しい状況下の元で、生き抜かなければなりませんでした。

 

ライフラインが復旧するまでの3日間は、崩壊した部屋の中から、お金をかき集め、近所のスーパーやコンビニを手分けして長時間並び、その日生き抜く為の食糧や水を買い、それ以外は部屋を直したり、支援物資を貰ったりなどをして、なんとか耐え抜きました。駅前のココイチで、かろうじて買えた1杯のカレーを3人で分け合って食べたのを今でも覚えています。

 

また、避けては通れない、排便は近所のコンビニや市役所で済ませたものの、風呂はどうしてもガスが必要となる為、3日間は入れませんでした。かろうじて赤ちゃんのお尻拭きの様な物で身体を拭き取る位しか出来ませんでした。見た目や汚れに気にしていられない、そういった環境で過ごす3日間は、生死に大きく関わる3日間だったと言えます。この3日間で、髪の毛は脂、身体は汚れや垢まみれ、体重もわずか3日で3〜5キロ落ちました。

 

私が住んでいるのは仙台市内でしたが、地震発生直後に、沿岸部では大きな津波が発生。多くの死者、行方不明者を出し、現在も多くの方々が見つかってない状態です。テレビでその時の映像が流れますが、黒い波が街を襲っていく、その様な光景を画面越しに見て、とても心が痛くなりました。

 

さらに、追い討ちをかける様に、福島県原発が、爆発する原発事故が起こりました。原発が爆発した事により、放射線が発生。住む事が 困難となり、多くの方が避難されました。

 

建物、人々、思い出、歴史を一瞬にて崩してしまう恐ろしい自然災害。自然の試練としては、あまりにも残酷でした。地震が起きて数時間後、当時中1の私も、何も出来ない虚無感と、これからどうすれば良いのかと言う喪失感に襲われたのを覚えています。

 

震災の影響はその後の生活にも生じました。中1から中2に進級してからの学校生活は、隣接する小学校の空き教室を間借りしての授業でした。僕は当時2年6組に所属しており、広い教室を隣の2年5組と、ダンボールで出来たロッカーで区切り、仮設校舎が出来るまでの数ヶ月を過ごしました。部活動等で体育館は使えたものの、卒業まで本校舎に戻れませんでした。

 

筒抜けなので、休み時間や授業中は、お互いの声が聞こえる状況。小学校の間借りなので、大きな声が出せません。

さらに、最初の1ヶ月間の給食は、簡単なパン、牛乳が1本貰えるのみで、おかずは自分の家から持参する簡易給食の様なものでした。

 

また、大好きなプロ野球も4月に開幕が遅れ、計画停電が行われ、使用電力を抑える為、翌年まで3時間半の試合制限を設けるルールでのシーズンとなりました。正直、プロ野球を観れる状況だったのか微妙でしたが、プロ野球選手のプレーに勇気を貰いました。

 

あれから10年、まだ完全に復旧した訳ではありませんが、東北は復興地として、少しずつ希望のシンボルとして前に向かっています。

現在は、コロナウイルスが世界中に蔓延しており、震災と似てるのはどちらも予期せぬ出来事だと思います。コロナウイルスは、誰も予想できなきった出来事でしたが、地震などの自然災害は明日起こってもおかしくない状況です。あらかじめ水の確保や、避難場所の確認などを行う事が大切だと改めて思います。

 

また、2011年3月12日以降に生まれた方は、当然どの様な震災だったかは分かりません。ですが、この経験と事実は、今後も語り継いで欲しいと思います。その反面、3月11日のTwitterを見ると、「黙祷なう」などと呟いてるのを見ます。面白半分でやってるのかは、分かりませんが、その時の当事者として、そして被災された方への冒涜へ繋がるので、イチブロガーとしてはその様なツイートはとしてやめて頂きたいです。

 

あの日から10年経ち、中学、高校を卒業し、今では社会人として働かせて頂いてます。働ける事、好きなプロ野球を観れたり、趣味に時間を掛けられること、大切な人が当たり前の様に隣にいてくれる事、そして今を生きていられる事に感謝して、これからも頑張っていきたいと思います。

 

頑張ろう、東北

僕が思うドラフト戦略 パリーグ編後編

4回にわたって書いてきたドラフト戦略の企画、いよいよ最終回になります。残りのパリーグ3球団はどのような指名を行なっているのでしょうか?

 

それではどうぞ

 

項目

1.過去5年間のドラフト1位

2.ドラフト1位の傾向

3.上位指名の傾向(外れ1位、2位〜3位)

4.中位〜下位指名の傾向(4位以降、育成指名)

5.その他、球団ごとのデータとまとめなど

 

東北楽天ゴールデンイーグルス

1.過去5年間のドラフト1位

16年 藤平尚真(単独)

17年 清宮幸太郎×→村上宗隆×→近藤弘樹

18年 藤原恭大×→辰巳涼介(4球団競合)

19年 佐々木朗希×→小深田大翔

20年 早川隆久(4球団競合)

 

2.ドラフト1位の傾向

・1度目の入札ではほとんどが高校生投手に行く傾向があります。復帰した田中投手や、松井投手など活躍した実績がある為、戦略としては納得だと思います。楽天は比較的くじ運に恵まれている球団であり、近年はくじ引き負けもありますが、12年〜14年まで3年連続当たりくじを引き当てる実績もあります。しかし15年平沢選手や、19年佐々木投手など、地元東北出身選手をドラ1狙うもその時は外れてしまいます。その時は思い切った方向転換の指名も目立ちます。

 

3.上位指名の傾向(外れ1位、2位〜3位)

楽天の2位以降は正直全く読めません。1位次第と言えばそうなりますが、チーム状況や足りないポジションを優先して獲っている印象です。高卒選手を2位で指名する際は、甲子園で活躍した選手か、高校球界でもトップクラスに伸び代のありそうな選手を獲っているイメージです。いずれにせよ、ポテンシャルが高い選手を好む傾向があります。

 

4.中位〜下位指名の傾向(4位以降、育成指名)

・下位指名では社会人や大卒の選手が多いです。大卒社会人の選手を下位で指名して、主にリリーフ投手として、才能を開花させるパターンが多いです。また、地元東北枠の選手や、東北に縁のある選手を下位で指名する事もあります。

 

5.その他、球団ごとのデータとまとめなど

・1位はほとんどが高卒投手

・比較的くじ運が強いが、東北出身選手のドラ1競合は、未だ勝利なし

・競合が多い時は、思い切った方向転換あり

・生え抜きの長距離砲が課題であるチームだが、内田選手や岩見選手など、好素材は獲得出来ている。

・2位以降はその時の状況次第

・下位で東北に縁のある選手を獲りにいく

・近年は石井GM兼任監督の手腕が光る

 

北海道日本ハムファイターズ

1.過去5年間のドラフト1位

16年 田中正義×→佐々木千隼×→堀瑞樹

17年 清宮幸太郎(7球団競合)

18年 根尾昂×→吉田輝星

19年 佐々木朗希×→河野竜生(2球団競合)

20年 伊藤大海(単独)

 

2.ドラフト1位の傾向

日本ハムの1位指名はとても分かりやすく、「その年のナンバーワンを指名する」というものです。ポジションや最終学歴、出身地に関わらず、球団がその年のナンバーワンだと思った選手を指名するので、ほとんどの年で競合が起こります。単独を好む西武とは対照的に、ここ10年間で12球団最多8度の競合となっております。また、くじ運は年によってピンキリでもあり、かなりハイリスクハイリターンな作戦だと思います。

 

3.上位指名の傾向(外れ1位、2位〜3位)

・かなり大博打な1位戦略のスタイルを取っているからか、1位の競合で予定より大幅に外した時、1位で高校生を指名した時は、2位で安定感のある大学生や社会人を指名する事が多いです。反対に1位で大学生を指名する時は、2位で高校生に行く事が多いです。

 

4.中位〜下位指名の傾向(4位以降、育成指名)

日本ハムは高校生の育成に定評のあるチームの為、4位以降は高卒選手をメインに、素材型の大卒選手、即戦力の社会人選手の3パターンでの指名が多いです。特に下位で先発ローテーション候補、正捕手候補の高卒を多く獲っています。また、18年よりこれまで行われなかった育成指名も解禁しており、昨年の樋口選手の様に、育成からの支配下登録に期待です。

 

5.その他、球団ごとのデータとまとめなど

・1位はポジション、出身関係なく、その年のナンバーワンを狙いに行く

・くじ運は年によってピンキリ。ちなみにGMや社長が引くと強く、栗山監督だと弱い

・甲子園で活躍したヒーローをメインに、高卒選手を多く指名しているチーム。

・2位は安定感のある、大卒社会人を指名する事が多い

・3位からは高卒を中心に、ローテ候補、素材型選手、即戦力の社会人選手の指名が多い。

・下位で北海道出身、北海道に縁のある選手を指名している

ソフトボール大嶋選手や、東大卒宮台投手など話題性のある選手を獲る事もあり

・ドラフト前、ドラフト後の話題性という物は12球団ナンバーワンだと個人的には思う

 

オリックス・バファローズ

1.過去5年間のドラフト1位

16年 山岡泰輔(単独)

17年 田嶋大樹(2球団競合)

18年 小園海斗×→太田涼

19年 石川昂弥×→河野竜生×→宮城大弥

20年 佐藤輝明×→山下舜平大

 

2.ドラフト1位の傾向

オリックスは、社会人選手を中心にやや即戦力寄りの1位指名が多いです。ですが、18年辺りからは、未来に向けた高卒選手の指名が目立ちます。福良氏がGMに就任してチームの方針が変わったのかは不明ですが、ここ数年のドラフトの内容はガラリと変わった印象です。また、オリックスはくじ運に恵まれてません。(オリックスファンの中すみません) 一本釣りはあるものの、くじを外した場合は年によって、同じタイプの選手、もしくは全く異なるポジションの選手を指名する傾向になります。

 

3.上位指名の傾向(外れ1位、2位〜3位)

・数年前は2位で即戦力社会人or大学生、3位で野手指名が多いイメージですが、ここ最近は高卒2人を指名する事も珍しくありません。オリックスの場合、チームにとって必要な選手を順番に指名している印象です。リリーフ投手や、外野手などバライティに富んだ指名が多いのも特徴だと思います。

 

4.中位〜下位指名の傾向(4位以降、育成指名)

オリックスは下位で指名した選手(主に投手)を育成するのが上手だと思います。現在活躍中の、山本由伸投手もドラフト4位でした。いい意味で、他球団が掘り出し物として指名してる中、オリックスは欲しいけど、順位の順番の影響で下位になってしまったという印象です。また、榊原投手や、漆原投手など育成選手を一軍の戦力として送り出す事が出来ているチームだと思います。

 

5.その他、球団ごとのデータとまとめなど

・1位は公言の年、しない年があり流動的。社会人が多め

・近年は高卒選手の指名が多い

・ここ10年で最初の競合で獲得したのが17年田嶋投手のみとくじ運がとにかく悪い。

・2位で即戦力の大卒、社会人選手を多く指名している

・指名の優先順位は、チームにとって必要な選手が欲しい順

・下位からの一軍の戦力になる選手が多い

・俊足巧打タイプの選手が多め

・パイプとしては、JRのチーム、車関連の社会人チームなど社会人チーム

 

はいというわけで全4回にわたってドラフト戦略を紐解いてみました。どのチームも指名にカラーや味があって、おもしろいと思います。今年入ったルーキー達はどんな成績を残すのか楽しみです。近日中に今年のプロ野球予想の記事も書きます。

長い企画を読んでくださりありがとうございました。それではまた

 

 

実はポルノグラフィティが大好きな男のアルバム紹介 foo?編

早くもポルノグラフィティのアルバムを振り返る企画の第2弾でございます。今までの記事の中で、1番書きやすかったです笑

ちなみ今回からおすすめ度を最大☆5つで付け加えます。前回のアルバムのおすすめ度は最後に載せます。

ではどうぞ

 

foo?(2001)

ポルノグラフィティとしては2枚目のアルバムで、foo?というタイトルは、2作目という所からひぃふぅみぃ(一二三)のふぅ、そして一つ終わって、ふぅと休憩のため息を付く事が掛かっています。タイトルはユニークですが、収録されている楽曲は、バライティに富んだ名曲が多いです。

 

1.INNERVISIONS ☆☆☆☆☆

打ち込みの電子音から始まるイントロから、流れる様なアッパーチューンで、ポルノグラフィティとしては珍しく、ラップ調の楽曲。普段のトークは嚙み噛みの昭仁さんも(そこがまたかわいい)、この曲含め、どんなに並べられた歌詞もスラスラと歌いこなしてしまいます。初めて聴いた人はこんな曲があるのかと衝撃、昭仁さんを知ってる人ならギャップを感じる曲だと思います。

 

2.グァバジュース ☆☆☆☆

前作に引き続き、晴一さんお得意の恋の比喩表現です。簡単に要約すると、グァバジュースの様に恋は甘くないぞと言うのですが、晴一さんはグァバジュースを飲んでおらず、実際にはすっぱいグァバジュースを、甘いものとして作詞されていたらしいです。

 

3.サウダージ "D" tour style ☆☆☆☆☆

大ヒット曲のサウダージのアレンジ版です。サウダージの解説についてはまた次回以降に。オリジナルのサウダージより、重めな楽器音が入っているのが特徴です。ライブや歌番組などでは、こちらで披露される事が多いです。

 

4.愛なき‥ ☆☆☆☆☆

シングルにしてもヒットしそうな、壮大なロックバラード曲。愛がないこの時代に、君と付き合っていて、さらにその愛は本物だと訴える様な、中々重めの歌詞。この歌詞は昭仁さんが書いたのですが、晴一さんが書く歌詞と違い、どちらかと言えばリアルに近い印象があります。語りかける様な曲の為、個人的にはライブの最後の方で歌って欲しい曲です。ポルノが好きで狙ってる子がいたら、歌うのも良いのではないでしょうか(責任は負いません)

 

5.オレ、天使 ☆☆☆☆☆

これぞ晴一さんの比喩表現が、天才的にめり込まれた中の一曲。天使目線から見た、地球上の人間達の生活を歌詞にしています。天使という非現実的な第三者目線、2000年代当時の日本を見た情景、その中で天使が代弁して伝えたいメッセージ性もあり、他のアーティストさんではまず聴けない曲となっております。癖になりそうな独特のメロディーとも相まって、カップリングですが、これはポルノファンの中では名曲だと思います。

 

6.サボテン ☆☆☆☆☆

5枚目シングル曲。晴一さんが当時の彼女さんの部屋で作詞してる時に、たまたまあったサボテンからこの曲のタイトルがつけられました。

彼女に構ってあげると喜ぶ(=水をあげる)、彼女とケンカをしたら怒られる(=サボテンのトゲが刺さる)、彼女の笑顔をみれる(=サボテンの花が咲く)の様に、恋愛をサボテンに例える歌詞と、少しセンチメンタルな曲調が見事にマッチしてる、メンバーの間でも大切な曲の一つです。ちなみに歌詞が全て過去形のサボテン Sonorityというのも存在します。

 

7.Name is man 〜君の味方〜 ☆☆☆

歌詞の中の主人公は、恋人がいるけど不器用な男。彼女の為に、何かしてあげたいけど俺は不器用で何も出来ない。でもあなたを守る事、あなたへの気持ちは本物だという事を伝える、なんとも微笑ましい曲。世界観としては、このアルバムの中では1番シンプルなものだと思います。

 

8.デッサン#2 春光  ☆☆☆☆

春光と書いて、「しゅんこう」と呼びます。前作のデッサン#1は昭仁さんの別れの曲でしたが、デッサン#2は晴一さんの父が亡くなった時の曲になります。歌詞には何も出来ずやるせないリアルな晴一さんの想いが綴られています。

命の重みや尊さを肌で感じる、切ないバラードソングとなっております。まるで涙を流す程の、感動する映画を曲にした、そんなどこか温かみのある楽曲です。

 

9.ミュージック・アワー ver164 ☆☆☆☆☆

3枚目シングルミュージック・アワーのアレンジ版。ミュージック・アワーの解説はまた後日に。イントロがJOPG-FMと始まります。ライブではこのバージョンで披露される事が多いです。もうお分かりだと思いますが、PG=ポルノグラフィティの略です。

 

10.空想科学少年 ☆☆☆☆

近未来を舞台にした楽しくもどこか切ない客。この曲の未来は、まるでドラえもんの世界の様に、メインは人からロボットへ生まれ変わって行く世界を描いています。顔はコンプレックスを感じない様に自由に作り替え出来て、人間トラブルで心が傷ついたら気軽に取り替える。でも、その顔はどこか無機質で、心を入れ替えたら大切な人をすぐに忘れてしまう。AIやロボットならではの、機械的なメリットデメリットが何ともリアルな曲です。しかし、この曲を寝てる間に思いついた晴一さん、流石です。

 

11.Report21 ☆☆☆☆☆

先程の空想科学少年に続いて、近未来を舞台に描かれた歌詞。この曲は昭仁さんが書いたのですが、こちらは割とすぐ先の未来を書いていると思います。このアルバムが出たのが2001年で、歌詞に「液晶ディスプレイ」や「巨大なスクリーン」などが今で言うスマホや、渋谷の大型ビジョンなどのわりと今の現代日本が描かれています。時代の繁栄の追いつけないスピードが、アッパーチューンの流れるメロディーで表現されており、非常に盛り上がる曲となっております。

 

12.夜明け前には ☆☆☆☆

ラストは愛情たっぷりなラブバラード。真夜中でも彼女に会いたい男性目線の歌詞と、夜をイメージした優しいメロディーがなんともマッチしております。ややわがままな男性として描かれており、わがままな男性が主人公の歌詞は、ポルノグラフィティの中でも中々珍しいと思います。

 

はい、というわけで2作目のfoo?の解説でした。このアルバムの曲は舞台設定や、歌詞の中の主人公がすごくわかりやすい印象でした。ではまた次回以降のアルバムへ続きます。

 

おまけ 前回ロマンチスト・エゴイストのおすすめ度

1.Jazz up ☆☆☆☆

2.Century Lovers ☆☆☆☆☆

3.ヒトリノ夜 ☆☆☆☆☆

4.ライオン ☆☆☆

5.憂色〜Love is you〜 ☆☆☆☆

6.Heart Beat ☆☆☆

7.マシンガントーク ☆☆☆☆☆

8.デッサン#1 ☆☆☆☆☆

9.アポロ(New Apollo Project Version) ☆☆☆☆☆

10.ラビュー・ラビュー ☆☆☆

11.ジレンマ(How To Play "didgeridoo Version")

☆☆☆☆☆

12.リビドー ☆☆☆☆

13.ロマンチスト・エゴイスト ☆☆☆☆

 

実はポルノグラフィティが大好きな男のアルバム紹介 ロマンチスト・エゴイスト編

このブログで、アーティストネタとしては乃木坂46の事しか書いていませんでしたが、実は僕はポルノグラフィティの大ファンでもあります。

幼稚園の頃から聴き続けているので、かれこれ約20年は聴いていると思います。

そこで、僕の音楽プレーヤーに入っているアルバムの曲紹介を、アルバム別にして行きたいと思います。

これを読んでいるラバッパーの皆様、どうか懐かしい気持ちになってください笑 

ではどうぞ

(感想や捉え方は、あくまで僕の感じ方なので、悪しからず)

 

ロマンチスト・エゴイスト(2000)

記念すべき第1回はロマンチスト・エゴイストという作品になります。このアルバムは僕が高校生あたりから聴き始めたので、高校生当時、15年前の楽曲が収録されたアルバムになります。インディーズ時代から、デビューして間もない曲が入っており、個人的にはこの時代の歌詞が、非常に魅力的だと感じます。この頃から主に作詞を行う晴一さんはやはり天才だと思いました。

 

1.Jazz up

いきなりで申し訳ないのですが、この曲は思い切り性行為の曲です。ですが、晴一さんの歌詞は比喩表現が多く、嫌らしさを全く感じない歌詞となっております。サビの快楽の部分や、己の欲望を、ポップなテイストの音楽にする事で、繰り返しにはなりますが、全体的に曲を聴いただけでは、嫌らしさは全く感じません。またイントロの話し声は、昭仁さんを始め、メンバー同士の会話を早送りしたものとなっています。

ちなみに途中で歌う、「Mother Sky」は各自お調べください。

 

2.Century Lovers

ポルノを代表する名曲の一つです。通称「センラバ」。100年と1000年の恋がテーマの曲で、ライブでは間奏の所で昭仁さんのさじ加減でのコール&レスポンスが定番となっております。

全体的に音は重くややダークな印象ですが、その中でも1000年の恋をテーマにした歌詞が見事にマッチしております。

また、ポルノグラフィティと親交のあった元阪神タイガースの関本選手は、打席での登場曲として、この曲をベースにした特別なコール用の曲で打席に入っていました。

 

3.ヒトリノ夜

ポルノグラフィティ2枚目のシングル曲。初のアニメ主題歌でもあります(GTO)。1stシングルアポロのインパクトが強すぎて、当時あまり話題にされなかったらしいのですが、全体的にキャッチーな感じの曲で、疾走感の溢れるメロディーとなっております。夜のドライブ中なんかに聴くと良いかも知れません。

この曲のPVは白黒のメンバーが登場して、銃で撃たれたり、自殺の表現が多々あります。ですが、昭仁さん始め、横顔が美しいので白黒の中にも色気とセクシーさがあるPVとなっております。

 

4.ライオン

タイトルは百獣の王のライオンですが、晴一さんお得意の比喩表現により、主人公のライオンは、おそらく位の高い女性のして表現されています。ライオンとして表現された女性を取り巻く様に、狙いたいけど勇気が出ない臆病者の男性を描いた、現代の恋愛に近い表現を表した曲です。近づいたら噛み付くなど、ライオンならではの表現を用いたセンスのある歌詞も魅力の楽曲です。

 

5.憂色〜Love is you〜

80〜90年代の哀愁を感じる、切ない系のバラードソング。優しいメロディーと、きれいな歌詞が特徴で、前半は別れたばかりの男、後半は未来に向けての希望を感じます。個人的な1番好きな所は最後の落ちサビで、次の恋人とは未来についてもっと話したいという、きれいな終わり方がなんとも素晴らしいです。

 

6.Heart Beat

言葉よりハートで伝えろよ、考えるよりまず行動しろよと、熱い気持ちが込められた楽曲。シンプルな曲ゆえ、曲として伝えたいものがストレートに伝わってきます。何か自信がなくなった時、何かに迷ってる時にこの曲を聴けば、悩んでいる事が小さく感じる様な楽曲だと思います。

 

7.マシンガントーク

先程のセンラバ、そして後程のジレンマと共に、昔からのライブでの定番曲。ライブでは昭仁さんのモンキーダンスを披露します。おしゃべり好きの彼女の話を、うんざりしつつも、何だかんだ聞いてあげる、彼氏目線の曲として描かれています。この曲含め、晴一さんにしか書けない独特の角度からの恋愛系の曲は、どれも本当に素晴らしいです。

 

8.デッサン#1

このアルバムで僕が一番好きな楽曲です。昭仁さんが、当時お付き合いされてた恋人との別れをテーマにした楽曲。商売道具であるギターを蹴飛ばされる程の歌詞の重さ的に、中々の別れ方が伝わります。テーマは重いですが、曲として聴いたら特に音源が素晴らしい名曲だと思います。ちなみに、デッサンは#1〜3まで存在して、メンバーの思い出をデッサンの様に書いたのが名前の由来です。

 

9.アポロ(New Apollo Project Version)

記念すべきデビューシングルのアポロのアルバムバージョンです。アポロの内容についてはまた次回以降のブログで。イントロであるロケットの発射音に加わり、宇宙センターでの無線機の様な会話から始まります。また、アルバム様にアレンジされ次のラビュー・ラビューのイントロと合わせる様なフェードアウトになっています。

 

10.ラビュー・ラビュー

バライティに富んだこのアルバムの中では、比較的優しい楽曲。自分を愛してくれる恋人がいて、好きな人との当たり前の日常を描いた、なんとも可愛らしい楽曲。先程のデッサン#1を聴いた後では、中身やストーリーが全く違いますが、それぞれの良さを感じます。

 

11.ジレンマ(How To Play "didgeridoo Version")

ジレンマはポルノグラフィティのライブでアンコールの最後に歌われる締め定番曲。オリジナルのジレンマと少し違い、歌詞は同じなのですが、イントロの大幅なアレンジ、使ってる楽器が微妙に違うなど、普段とは違う曲調を楽しめます。ジレンマの説明はこれまた次回以降に。

 

12.リビドー

重いベース音がかっこいい、ダーク調の流れる様なアップテンポの曲です。歌詞は刺激を求めたい自分がいるというなんとも刺激的なもの。メロディーと歌詞の両方がかっこいい為、シンプルにかっこいいと思います。ちなみにリビドーの意味は、心理学用語で性欲、性的衝動などの意味合いがあるらしく、大人の刺激的な楽曲となっています。

 

13.ロマンチスト・エゴイスト

・このアルバムの最後に収録されているのは、このアルバムのタイトルにもなっているロマンチスト・エゴイストという楽曲です。歌詞に描かれている主人公は恋に揺れる男性。恋はしたいけど、傷つくのも傷付かせるのも怖い。そんなジレンマを描いた曲です。槇原敬之さんのもう恋なんてしないに似ています。これがデビュー当時から存在したというのが、ポルノグラフィティの凄さです。

 

はい、というわけで1stアルバムロマンチスト・エゴイストを振り返りました。学生時代に戻れた様な、個人的にも懐かしい気持ちになりましたし、これを読んでいるラバッパーの方も同じ気持ちになってくれる事だと思います。

では、次のアルバムで

僕が思うドラフト戦略 パ・リーグ編前編

過去2回行ったドラフト戦略企画のパ・リーグ編の前半になります。

いよいよ力と力の勝負のパ・リーグになります。パ・リーグはどの様な指名になっているのでしょうか

では、ご覧ください

 

項目

1.過去5年間のドラフト1位

2.ドラフト1位の傾向

3.上位指名の傾向(外れ1位、2位〜3位)

4.中位〜下位指名の傾向(4位以降、育成指名)

5.その他、球団ごとのデータとまとめなど

 

福岡ソフトバンクホークス

1.過去5年間のドラフト1位

16年 田中正義(5球団競合)

17年 清宮幸太郎×→安田尚憲×→馬場皐輔×→吉住晴斗

18年 小園海斗×→辰巳涼介×→甲斐野央

19年 石川昂弥×→佐藤直樹

20年 佐藤輝明×→井上朋也

 

2.ドラフト1位の傾向

・競合覚悟で行くのか、一本釣りで行くのかは

年によって異なりますが、ソフトバンクが常に上位争いをするここ数年間は、巨大戦力を誇る余裕からか競合で行く印象があります。

また、武田投手や東浜投手、加冶屋投手などなど、地元九州出身の選手を指名して、地域密着型のチームを作っています。

 

3.上位指名の傾向(外れ1位、2位〜3位)

・近年は巨大戦略を誇る為、現有戦略で戦いながら高卒選手を指名して育てる印象です。その中でも速球派投手、パンチ力の捕手を上位3人の間に獲るパターンが高いです。野手はパンチ力があって、リストが強い選手を好む傾向にあります。

 

4.中位〜下位指名の傾向(4位以降、育成指名)

・ホークスと言えば、育成指名の選手を一流選手に育て上げる程の充実した設備と、育成技術があります。その為4位以降で指名した選手も、常勝ホークスで一軍投手陣に入ったり、レギュラーやを掴む選手も多いです。(上林、甲斐、千賀、泉、嘉弥真、石川、周東選手等)

例えば甲斐選手なら強肩、千賀投手ならフォークと、長所と伸び代がありそうな選手を指名して育て上げる印象です。

 

5.その他、球団ごとのデータとまとめなど

・地元九州出身の選手を指名して育てる地域密着型チーム

・近年は高卒選手を指名して、育てて現在のレギュラーと入れ替わりとして数年後に活躍させる

・速球派投手、パンチ力のある捕手、パンチ力があってリストが強い野手を好む

・下位指名や育成指名で、磨けば光る原石の様な選手を指名し、長所を伸ばしつつ戦力にする

・パイプとしては九州の高校、社会人チームからは多く指名している。近年は特に大分商業、亜細亜大、創価大、東農大オホーツク、そして王会長の母校の早稲田実業高など。

 

千葉ロッテマリーンズ

1.過去5年間のドラフト1位

16年 田中正義×→佐々木千隼(5球団競合)

17年 清宮幸太郎×→安田尚憲(3球団競合)

18年 藤原恭大(3球団競合)

19年 佐々木朗希(3球団競合)

20年 早川隆久×→鈴木昭汰(2球団競合)

 

2.ドラフト1位の傾向

・ロッテはチーム内で1番評価の高い選手を獲り行く為、かなりの確率で競合となります。しかし、ロッテは12球団イチも言っても過言ではないくらいくじ運が強いチームです。ここ10年間は外れ1位までには競合勝ちで獲得を終え、欲しい選手、外れ1位の場合はタイプが近い選手を多く獲れている印象です。

 

3.上位指名の傾向(外れ1位、2位〜3位)

・2位、3位では高卒指名もあるものの、比較的大学生と社会人を指名する傾向にあります。投手、野手とポジションはまちまちですが、必要なポジションの優先順位的に獲っている印象です。

 

4.中位〜下位指名の傾向(4位以降、育成指名)

・ロッテも阪神と同様4位指名以降の掘り出し物が多く、種市投手や井上選手、二木投手など、一軍戦力を下位でも獲得出来ている印象です。また、下位指名や育成指名では独自に探してきた選手を、隠し玉的に指名する事も珍しくなく、戦略として高く評価して獲得しています。

 

5.その他、球団ごとのデータとまとめなど

・1位は競合する事が多いが、くじ運が強い為、希望した選手を獲れる事が多い。

・上位は大卒、社会人メインの即戦力系が多い。

・下位指名などで指名した選手が活躍する掘り出し物が多い球団

・本拠地は千葉だが、西日本出身者、特に関西出身の選手を多く指名している印象。

・パイプとしては大阪ガス東京ガス

 

埼玉西武ライオンズ

※贔屓球団なのでより詳しく書きます

1.過去5年間のドラフト1位

16年 今井達也(単独)

17年 田嶋大樹×→齊藤大将

18年 松本航(単独)

19年 佐々木朗希×→宮川哲(2球団競合)

20年 早川隆久×→渡部健斗

 

2.ドラフト1位の傾向

・ここ数年は競合覚悟で1位指名をしていますが、基本的には過度な競合を嫌い、一本釣りで確実に欲しい選手を獲るチームです。ここ10年で、一本釣りが6回と12球団最多です。また、ライオンズは1位指名の公言をあまりしない傾向です。ライオンズは独自のドラフト戦略があり、公言する事で他球団との競合の可能性もある為、一本釣り+公言を伏せるのが基本的な流れです。

(14年、15年、17年、19年の一部公言もあり)

 

3.上位指名の傾向(外れ1位、2位〜3位)

・ライオンズは伝統的に13年の様な一部例外の年を除き、1位2位で投手、3位で野手のパターンが多いです。上位〜3位以降で指名する野手は、バランスの取れた3拍子揃ったタイプより、何か一つ飛び抜けた一芸に秀でた選手を好む傾向です。

 

4.中位〜下位指名の傾向(4位以降、育成指名)

・贔屓チームもして書かせて貰うと、上位で指名した選手が多く活躍するチームなので、4位以降の選手指名は、掘り出し物的な期待をしての指名の印象です。近年では平井投手、森脇投手、平良投手など下位指名から一軍の戦力となっている選手が出て来ています。また、ロッテやヤクルトと同様、独自ルートで見つけて来た選手の隠し玉的な指名も行います。

 

5.その他、球団ごとのデータとまとめなど

・1位は過度な競合を嫌い、出来るだけ一本釣りで狙いに行く。

・ライオンズ独自のドラフト戦略があり、1位2位は投手、3位は野手が基本ベース

・偶数年にドラフト3位で指名する野手は伸びるジンクスがある

・独自のドラフト戦略で競合をあまりせずに、欲しい選手を獲得出来るので、比較的上位の選手が活躍する球団でもある

・投手を指名する時は、きれいなストレートを投げ、主にスライダーを軸に投げる投手を指名しがち

・野手は3拍子揃ったタイプより、何か一つ一芸に秀でた選手を指名しがち

・強いパイプを持っている球団でもある。主に大阪桐蔭高校富士大学第一工業大学Honda鈴鹿徳島インディゴソックス

・関東地方、関西地区、沖縄出身の選手を多く指名している印象。

 

はい、というわけでパ・リーグの前編を書かせて貰いました。西武が少し長くなってしまいましたね。やはりホークスは資金力もさる事ながら、しっかりと地元出身の選手を指名して育成してるからあの強さがあるんですね

 

次回いよいよ最終回です。ではまた