今週のライオンズ 2020年6月19日〜21日

6月19日(金) VS北海道日本ハムファイターズ

先発 ニール(西) 有原航平(日)  3-0○

7 スパンジェンバーグ

6 源田壮亮

2 森友哉

3 山川穂高

4 外崎修汰

5 中村剛也

D 栗山巧

9 木村文紀

8 金子侑司

・無観客で迎えた静寂な開幕戦。先発は昨シーズン11連勝で12勝を挙げたエースニール投手。今年も持ち味のコントロールは抜群でゴロの山を築くピッチング。対する日本ハムの先発は有原投手。150キロを超すストレートとフォークで三振を奪うこちらも素晴らしいピッチング。

試合が動いたのは4回、先頭のスパンジェンバーグ選手が来日初ヒットを放ち、続く源田、森選手のヒットと四球で無死満塁。4番山川選手の内野安打で先制点を挙げると、死球とサードゴロで3点の先制に成功。今日のニール投手はこの3点で充分。今期も安定したコントロールで6回を無失点で先発の役割を果たす。その後は平井、ギャレット、増田投手の勝ちパターンで完封リレー勝ち。平井投手の疲労と、ギャレット投手の初登板は問題なさそう。有原投手も素晴らしいピッチングだったが、少ないチャンスをものにして、見事開幕戦勝利を掴んだ。

 

6月20日(土) VS北海道日本ハムファイターズ

先発 松本航(西) 加藤貴之(日)  1-2●

7 スパンジェンバーグ

6 源田壮亮

2 森友哉

3 山川穂高

4 外崎修汰

5 中村剛也

D 栗山巧

9 木村文紀

8 金子侑司

・ライオンズ先発は2年目の松本航投手。2回に外崎選手のアップルパンチで1点の先制に成功。松本投手も持ち味の伸びのあるストレートでランナーは出すも要所を締めるピッチング。ところが4回、中田選手に逆転タイムリーを打たれてしまう。四死球がやや多かったがその後は崩れる事は無く、6回途中を2失点に抑えて先発の役割を充分に果たす。しかし、チャンスを作るものの今日は打線があと一本が出ない。昨日勝利のきっかけを掴んだスパンジェンバーグ、中村選手が共に3三振と少々不安。また、今日はドラ1ルーキーの宮川投手の初登板。150キロを超すストレートと大きなカーブで三振を奪う豪腕。セットポジションからのピッチングにまだまだ課題はあるものの、良い投手だと思った。その他、平良投手、森脇投手もしっかり0で抑えてくれて、不安視されてた中継ぎ陣は整備されつつあるのかもしれない。

 

6月21日(日)VS北海道日本ハムファイターズ

先発 與座海人(西) 杉浦稔大(日)  2-12●

7 スパンジェンバーグ

6 源田壮亮

2 森友哉

3 山川穂高

4 外崎修汰

5 中村剛也

D 栗山巧

9 木村文紀

8 金子侑司

・勝ち越しを狙うライオンズは、トミージョンから復活したプロ初先発の與座投手がマウンドに上がる。かつての牧田投手を彷彿とさせるテンポの良いピッチングで、6回3失点としっかりゲームを作る。しかし、打線が日本ハム先発の杉浦投手からヒットや四球でチャンスを作るもののあと一本が出ず、援護が出来なかった。

その後も日ハム投手陣を打ちあぐね、ライオンズ中継ぎ陣が先に力尽きてしまった。何とか2点返すものの既にあと遅し。カード勝ち越しならず大敗を喫してしまった。

 

今週を振り返って

・去年の戦い方と真逆で投手陣は踏ん張っていて、打線が低調な印象。3連戦の先発陣は3人ともQSを達成して充分いいピッチングだったと思う。中継ぎ陣も3日目以外はしっかり0で抑えてくれて今の所は大丈夫そう。

ところが、自慢の強力打線がなりを潜める。特に木村選手が未だノーヒット、スパンジェンバーグ、源田選手も不調で下位打線から上位打線にかけてのチャンスメイクが出来ていない。盗塁失敗後に出塁や、チャンスであと一本が出ないなど攻撃面もちぐはぐな印象。かろうじて栗山、外崎両選手が好調なのがプラス要素。次のホークス戦から6連戦が始まるので、打順を入れ替えたり、控えの選手を使うのも一つの作戦として選手起用をして欲しい。特に1番のスパンジェンバーグ選手は打線に勢いをつけてもらいたい存在なので、早く不調を抜け出して欲しい。

しかし打線は水ものなので、いずれ噛み合う時が来る事を願うしかない。去年のような打線なら勢いが戻って、今の先発陣の用に安定してるピッチングが続けば、3連覇も大きく見えて来ると思う。まだまだ始まったばかり、これから楽しみである。

 

Leolution!

ライオンズ3連覇へ